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アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)

アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)

アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)

作家
坂木司
出版社
光文社
発売日
2023-08-09
ISBN
9784334100018
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アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6) / 感想・レビュー

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修一郎

タイトルからしてもしかして立花さんと?と思ったけどもそっち方面じゃなくて椿店長との師弟物語でした。ちょうど職場で「コーチング研修」ってのをやったばかり。話を聞いてくれて気づきを与えてくれて絶対にフォローしてくれるという信頼感がある…,っていうような理想的な上司は現実にはちょっといないなぁ。そんな上司に恵まれた幸せなアンちゃんなのだ。3冊目で成人式というゆっくりペース。金沢に行ってまた経験。アンちゃんの成長をゆっくり見守るシリーズだ。

2023/12/10

肉嬢★

和菓子のアンシリーズの3冊目。毎回美味しそうな和菓子が出てきて食べたくなるし、何より登場人物が全員良い人過ぎてホッコリする。マドレーヌの追いバターの描写はお腹が鳴る(笑)今回もどのお話も良かったけどお煎餅の歴史に惹かれて興味深く読めた。勘違いしてそのまま覚えてる事って意外と多い気がするから調べたら面白いかも!あとは個性豊かな職場の人達に今回も笑わせて頂きましたが……椿店長ーー!!と叫びたくなった。また続編が出るみたいなので楽しみ♪

2023/08/25

ゆいまある

文庫化を3年近く待った。冒頭から間違ってる。成人式の振袖レンタルは2,3年前スタートがデフォ。前年末では遅い。和菓子は兎も角成人式は調べてないな、作者!花びら餅、食べたいなら画像ぐらい見せるだろ。てか京都行け。アンちゃん金沢へ。金沢食べ物美味しいよね。旅行したい。デパート好きなので、裏話色々楽しい。わらび餅くず餅寒天培地辺りは知らん人おらんやろと思ったけどいるんだろう。すあまは関西人だから食べようと思ったことない。私はすはまが好き。立花さんとも進展?味覚の描写がレベルアップしてて続編楽しみ!

2023/09/06

ピース

話の内容がこれまでと比べて深くなってるような気がした。空港店からヘルプでやって来た桐生さんの未熟な点などは実際のビジネスでも活かせる。更にはお菓子の歴史や成り立ちが深くなってる。そしてついに椿店長が‥いずれはこういうことも起きるよね。いつまでも同じではいられない。だからこそ今を当たり前と思わずに大切にしなければならないと思ってしまった。

2023/12/29

どぶねずみ

このシリーズも3作目になるが、本作の影響で必ず和菓子を食べるときにはその製造場所を確認するようにしている。これまで自分で買うことのなかった和菓子を自分で買うようになったし、和菓子という作品に込められた意味も考えてから戴くようになった。今回の作品でもアンちゃんの成長が確認できるが、二十歳のバイトの子ができる接客レベルではない。苦手なお客様だっているし、辞めないところも褒めたい。店舗のタイプによって接客方法が変わってくるところも著者は実務経験もあるのでは?と疑うほどリアリティがある。4作目、早く読みたい。

2024/02/06

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