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パラダイス・ガーデンの喪失 (光文社文庫 わ 10-15)

パラダイス・ガーデンの喪失 (光文社文庫 わ 10-15)

パラダイス・ガーデンの喪失 (光文社文庫 わ 10-15)

作家
若竹七海
出版社
光文社
発売日
2024-02-14
ISBN
9784334102074
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パラダイス・ガーデンの喪失 (光文社文庫 わ 10-15) / 感想・レビュー

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onasu

身元不明の自殺死体から始まって、後半には誘拐、殺人…、とオンパレードなんだけど、読み手としては、そこに行くには前半の続々と湧いてくるおば(あ)ちゃんらをクリアしないと。  そんな賑やかしに付き合いながらも捜査にあたるのは、葉崎署の二村貴美子警部補。これがまた若竹さんらしく、警察のお偉いさんはぐずぐずで、二村は有能だが毎度の貧乏くじ。聞き込みに向かった先も妙な奴が続出。  読み出して数行で既読と確信、感想には時をおいてもう一度とあるので、期せずして果たしたが、若竹さん、新刊がないのはまたスランプなんかな?

2024/03/19

マッちゃま

お久ぶりの若竹さんでコージーミステリ日本代表な葉崎シリーズもの。今作もとんでもない出来栄え♪ 多くの葉崎市民の名が登場人物表に並んでおり、少しずつ登場してくるのだが、まあ〜関係性も(←『も』なのよ)複雑。やっぱミステリ読みの性として、誰と誰が繋がってそうで…なんて新たな人物が出てくる度に人物表での確認や、未だ出てない方を確認したりで疑いの眼差しで読み進める。善人そうな方は本当に善人か?時には人を疑うばかりの自分を醜く感じたり、破茶滅茶な行動をする人物にニヤニヤしたりと作者の掌で遊ばれて、満足の読了でした。

2024/02/20

汲平

身元不明の遺体、殺人、誘拐、老人ホームを騙る詐欺など、悪辣な事件・状況が目白押しなんだけど、それでもどこかにコージーさを残している。複雑な人間関係が背景となった決して分かりやすい話ではないのだが、軽快で読み易く仕上げる筆力はさすが!

2024/04/04

パカゲニー

若竹七海さんの2021年作品。神奈川県の架空の町葉崎で起きるコージーミステリイです。 今回は、葉崎にある庭の名所パラダイス・ガーデンで正体不明の女性の死体が発見。 そこから事件が始まる。葉崎の警察署は折しも発生した誘拐事件のため混乱、自殺とみられる死体の捜査担当は誘拐事件から外れた二村貴美子警部補、街で起きる様々な事件にも絡んでくる。 登場する人物は誰もが怪しげで関係性も不明の中、徐々に事件が増え読みながら混乱するが、最後は何とか着地する。 面白かったが少々疲れました。

2024/04/19

とみい

悪く言えば後出しミステリー、その最たる場面はラスト、突如として新たな名前が出てくる、まあこの人が一番怪しいし最後まであやふやな存在だから最後に名前が出てくるんだろうなとは思ってたが。

2024/03/02

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