アンと青春 (光文社文庫 さ 24-5)
「アンと青春 (光文社文庫 さ 24-5)」のおすすめレビュー
BOOK OF THE YEAR2020投票スタート! 『蜜蜂と遠雷』、星野源『よみがえる変態』もランクインした昨年を振り返る!
毎年、雑誌『ダ・ヴィンチ』が「今年、いちばんよかった本」を決めるBOOK OF THE YEAR2020の投票が9月4日(金)よりスタート! 今年はどんな作品が選ばれるのだろうか? 昨年ランクインした作品は何冊読むことができただろうか?
『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎)
BOOK OF THE YEAR 2019の文庫部門1位に輝いたのは、史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞をダブル受賞した『蜜蜂と遠雷』。「読み終わって外を歩いているとき、いろんな音が聞こえて“世界は美しい”と心から感じた」(29・女)など、感動の声が多数あがった。
『十二人の死にたい子どもたち』(冲方丁/文藝春秋)
2位の『十二人の死にたい子どもたち』はキャッチーな題名と実力派若手俳優が競演した映画化作品で注目を集め、「現在の若者の心理の複雑さが見事に描かれている」(37・男)と絶賛! 3位『陸王』もドラマ化作品に惹かれ、「ドラマとの違いを見たかった」(49・男)と原作に立ち返った人が多かったよう。
『陸王』(池井戸潤/集英社)
ベスト3からも見られるように、2019年も映像化…
2020/9/4
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アンと青春 (光文社文庫 さ 24-5) / 感想・レビュー
寂しがり屋の狼さん
「和菓子のアン」の続編。前作に引き続き和菓子の魅力、奥深さが楽しめる🍡ほのぼのとした心温まる作品✨素朴で可愛い💕アンちゃんの今後の成長も気になります🍀さらなる続編よろしくです
2018/12/14
kk
「ただ、どうか。どうかこの小さな人たちが、幸せに暮らすことのできる未来が来ますように。」 何のことはない、ありきたりの祈りかも知れないけど、アンと一緒にいろんな人たちと出会い、いろんなことに気づかされていく中、彼女のこんな素直な思いがとても心に響くね。どんな辛い目にあった人でも、どんなにシニカルな人でも、この素晴らしい物語に触れている時だけは、そんな温かい気持ちになれるんじゃないかな。けっして甘くて美味しいだけの話じゃなくて、人のイヤな面にも向き合わされたりもするけど、でも、著者の視線は限りなく優しいね。
2019/03/27
ゆいまある
茶室のある家で育ったからか、和菓子が好きです。デパ地下が舞台の明るいミステリー続編。今回はお菓子に絡めて嫉妬や悪意など、人の心が掘り下げてあり読み応えアップ。蓬莱山はどこでも要注文だから、自宅用に買う発想はなかった。子供の頃から食べてみたかったんだよね。やっとひちぎりが出てきたけど、花びら餅など、メジャーどころがまだ出てないので続編楽しみ。立花さんと恋に発展すると思うんだけど、ひっぱりまくってやきもきさせて欲しい。椿店長の過去の謎解きも今後の楽しみ。京都は大きな和菓子屋さんも沢山あります。怖くないですよ!
2018/10/14
あきぽん
高卒でデパ地下の和菓子屋で働くアンちゃんシリーズ、第2弾。素朴でかわいいアンちゃんに相応しい、ほっこりした本だけど、当然いろんなお客さんいるし、同僚と仲良しでも何もないわけではないし、何たってアンちゃんは若い女の子なのだから、甘いだけではなくほろ苦い経験も。いや、女はとにかく面倒くさいことばかりなのだ!アンちゃんにお似合いの乙女系男子ももう一人登場で、続きも気になります。
2018/12/02
白いワンコ
『和菓子のアン』より味の深みが増した『アンと青春』。前作で、これミステリーかな?と書きましたが、今作の終わりは味わい深い上質なミステリーでした。気持ちを温めたい時、美味しいものを頂く(この場合やはり和菓子ですね)か、このシリーズを読むことをオススメ!
2018/10/29
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