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羽生: 「最善手」を見つけ出す思考法 (知恵の森文庫 t ほ 1-1)

羽生: 「最善手」を見つけ出す思考法 (知恵の森文庫 t ほ 1-1)

羽生: 「最善手」を見つけ出す思考法 (知恵の森文庫 t ほ 1-1)

作家
保坂和志
出版社
光文社
発売日
2007-06-01
ISBN
9784334784812
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羽生: 「最善手」を見つけ出す思考法 (知恵の森文庫 t ほ 1-1) / 感想・レビュー

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緋莢

<最善手>の概念を逆転させた、局面を読むこと、将棋観。羽生善治のインタビューや自戦記を読み解き、その思考の「核」に迫る。「人が考える」という普遍的な行為に辿り着くために。芥川賞作家による「羽生」論であり、「思考」論。

2017/01/10

マル

読む前にタイトルだけから抱いていたものとは随分かけ離れた内容だったので、驚きました!もちろん良い意味で!羽生さんの座右の銘である「玲瓏」という言葉の感覚が何となくではありますが分かった気がします(と言うのはおこがましいにも程がありますが…)。なんとなく分かったことを言葉にしてみようとすると、それは「時とは過去から未来に向かってだけ流れるものではなく、未来から現在(あるいは未来からすると過去)に向かって流れるものもある」ということかなぁとなりました。(続く)

2015/10/26

ゆーいちろー

へぼ将棋が趣味のわたしにとって、羽生善治はずっとヒーローであった。伝説のNHK杯加藤一二三戦の5二銀や、前人未到の7冠王など絶えず将棋界をリードしてきた存在である。(何と初タイトル以来タイトルを失ったことがないから段位で紹介されたことがないのだ)一将棋ファンとして、プロ棋士に対する本書のような新しい「読み」の可能性は、大いに歓迎すべきだと思う。そして、何より、羽生善治の異質さ(あるいは正当さ)は将棋ファンとしてよく考えてみなければならない。

2010/05/23

NaNaNa

今の居住区とは別の区の図書館で、見つけて借りた本。羽生さんの将棋から、その思考を自戦記とインタビューを基にして、筆者の視点からひたすら読み解いている本。論文みたいな本。羽生さん著だと、良くも悪くも羽生さんがただ考え方を述べてるだけなので、それを真に受けるしかないが、これはその点なるほどと思わされる。後半は若干甘い気もするが、筆者の論理展開力と考え抜く姿勢は感服。他のレビューを見る限り、保坂和志の本はどれもこんな感じらしい、今回は将棋がテーマだったから苦労はしなかったけど、初めての人は大変かもなぁ。

2016/10/01

borug

将棋の初心者なので次元が違うけど読んでてワクワクしてくる。

2015/02/28

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