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かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖 (幻冬舎文庫 み 37-1)

かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖 (幻冬舎文庫 み 37-1)

かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖 (幻冬舎文庫 み 37-1)

作家
宮内悠介
出版社
幻冬舎
発売日
2023-10-05
ISBN
9784344433250
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かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖 (幻冬舎文庫 み 37-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

宮内さんの「盤上の夜」を読み直したら新刊でこのような本が出たので手に取りました。「パンの会」という会合で明治時代の作家や画家たちが食事をしながら不思議な話などについて解決案を見つけようとします。いつもその食事処で給仕をする女性が解決案を示してくれます。アシモフの「黒後家蜘蛛」シリーズを見習った感じでした。続きが出るのでしょうか?

2023/11/16

ロア

明治時代の歌人や芸術家たちが仲良く集って食べて飲んで、謎解きに挑戦!最終的に謎を解く人の正体は…(´艸`*)「人間は抒情を記憶する」ぽつりと言って、白秋が片膝のまま手酌した。無頼な感じで描かれてる白秋がいい味出してます(*´ω`*)

2023/12/05

ニャーテン

時は明治末期。国語便覧でお目にかかる木下杢太郎や北原白秋ら芸術家たちが集う「パンの会」が、浅草十二階からの転落事件や華族のお屋敷の猟奇殺人事件等の謎に挑む。思っていたミステリーの形態と違って最後まで読みきれるか不安だったが、各章の最後であっさり横から推理合戦の解決をかっさらっていく女給あやのの正体が気になって気づけば最終章。あやの、やっぱり只者じゃなかった!この時代の情勢や思想に疎いから、事件の真相と動機はわかりづらいところもあり…。でも当時の息吹をリアルに感じる刺激的なタイムトリップ体験になった。

2024/03/09

花嵐

★★★☆☆ 連作短編集。若き芸術家が集った「パンの会」を、いわゆる「黒後家蜘蛛の会」的なミステリで彩った一冊。想像していたよりはだいぶミステリになっていたが、最後の話では少々色々な内容を詰め込み過ぎた感は否めない。日本という国にかつてあったであろう風景や生活が描写されているのに、どこかしら異国情緒めいた趣が感じられる。それが明治という時代の特異性のなせるわざなのかどうなのか…。

2024/03/20

のりえ

❌明治時代もの・ファンタジー・SF・安楽椅子探偵、苦手分野の大集結(泣)

2024/02/10

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