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広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書)

広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書)

広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書)

作家
佐々木俊尚
出版社
幻冬舎
発売日
2018-03-29
ISBN
9784344984912
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「広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書)」のおすすめレビュー

濃すぎる人間関係で消耗してない? これからは「弱い関係」を活かしてみよう

『広く弱くつながって生きる』(佐々木俊尚/幻冬舎)

 就職した学生時代の知り合いと飲んでいると「今度の週末、上司からBBQに誘われてるんだけど、正直行きたくないよ…」といった愚痴をよく聞く。勤めている業種によって差はあれど、日本の多くの会社では社内の「強いつながり」が重視されており、特にこの時期の新入社員は、そのための飲み会やイベントに奔走している。さらに、社員寮に入ることになれば、終業後、さらには土日にも会社の人たちと顔を合わせることになる…。確かに、ひとつの会社に“人生を捧げる”ことが当たり前であった時代には、こうした「強いつながり」には大きな意味があった。

 しかし現在、一企業がずっと存続する保証はなく、会社員個人にもリスクヘッジが必要になっている。既に現在副業をして本業とは別の収入を得たり、数年後の転職を見据えて動いている人もいるだろう。そんな時代に「強いつながり」で消耗する必要はない。むしろ「弱いつながり」を「多く持つ」方が生きやすくなる――そう提案するのが『広く弱くつながって生きる』(佐々木俊尚/幻冬舎)だ。

■「弱いつながり」のメリット

2018/5/14

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広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

鉄之助

「人生百年時代」といわれる現代の、人間関係の在り方のヒントをもらった。ゆる~く、広くつながって、会社、家庭、地域以外のネットワークを構築するノウハウが書かれてあった。著者は、毎日新聞の警視庁担当記者などを経験し、現在は、フリージャーナリストであり、街おこしのプロ。フットワーク軽く、いろんなサークルにちょこっとずつ顔を出そう、と勇気をもらった。「人生に必要なのは、愛と勇気と少しのお金」。チャップリンの言葉が身に染みる。

2022/02/07

Y

ある人のことをもっと知りたいと思ったときに、自然ななりゆきで相手の情報が手に入るような間柄の人であれば必要ないけど、大体の場合Facebookを使って相手を知ろうとする。facebookの投稿自体にも得られる情報はあるけれど、友達になっている人とのやりとりを見てどんな交友関係かがわかる。だからこそ人となりがまあまあ丸わかりだから警戒して私の場合Facebookをまめに更新しないし非公開にしている。佐々木さんはFacebookをめちゃくちゃ推していたけど、Facebookって前ほど盛んではないよなあと思う。

2018/05/27

まゆまゆ

人生の問題の根本は人と人とのつながり方、人間関係である場合が多い。ちょっと考え直して生きづらさを取り除くことでもっと楽に生きていこうと呼びかける内容。薄く広くつながっていた方が情報も多く手に入り役立つ。世間という概念が消失しつつある現代では、やはり自分でコントロールできる関係を築いていくことが必要だと感じる。

2018/06/19

あび

佐々木さんは、結構、話が取っ散らかるというか、読みにくいなと感じる著者の1人だった。本筋からすぐに離脱して、よく分からないボヤキみたいな文章が延々と続いたりとか。しかし、本書はまとまっていて読みやすかった。ウェブ上で書かれてあったこととか、これまでに出版された書籍の内容のエッセンスがまとめ直してあって、良かった。

2018/03/29

西嶋

著者の人柄の良さとか経験に基づくとことか好感持てるけど、、、やっぱり中身が薄い!読んで初めて得られる情報とか気づきが少ない。

2019/06/19

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