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御徒の女 (実業之日本社文庫)

御徒の女 (実業之日本社文庫)

御徒の女 (実業之日本社文庫)

作家
中島要
出版社
実業之日本社
発売日
2020-08-05
ISBN
9784408556093
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御徒の女 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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のびすけ

御徒の家の娘・栄津の一代記。長沼家での娘時代から、國木田家の妻となり、2人の子供の母となり、2人の孫の祖母となる。容姿は十人並みで、苦労も不運もあったけど、それなりの幸せも掴んだ。淡々とした物語ではあったけど、栄津の人柄に惹き付けられるものがあり一気読み。おたふく顔の栄津さんだけど、表紙の絵がとても素敵。

2020/09/12

じお

★★★☆☆ 下級武士の娘・栄津、周囲の環境に翻弄されながらも芯を持って強く生きる彼女の半生を描く人情時代小説。朝の連ドラ感、中々の良い作品。出てくる登場人物が大抵クセが強い、もとい自分勝手な面がありそれに迷惑かけられたり呆れたりもしつつ、タフに生き抜く女性のストーリーという感じ。良くいる「何でも受け入れる女性タイプ」ではなく「ちゃんと自分の意見を通す女性」で、また若い頃の描写は歳相応にキャピキャピ(死語)してるが、老齢になると頭の固いところが見えたりと、その辺一人の人間を上手く書けてるなーと雑感。

2021/04/05

ミクト

「だが、そういう男を育てたのは女だろう」そうなのだ、遥か昔から女は蔑まれる一方で男たちを助長してもいたのだ。女性の人権が叫ばれている今、タイムリーだった。不器量で嫁に出す金もないからと娘を扱き使う生家が酷い。苦労しそうな婚家だったがそこそこ幸せだったよう。いや、そうなるように栄津が努力したからだろう。栄津がただ黙って耐える従順な女性じゃなくてストレスが溜まって不平不満も言うけれどやるべき事をやる等身大の女性だから共感できた。江戸幕府が倒れ武士ではなくなるなんて…それでも栄津なら逞しく生きるだろう。

2021/02/10

ひさか

月刊ジェイノベル2015年3月号:資乏くじ、6月号:船出、9月号:悲雨、12月号:紅の色、2016年3月号:ふところ、6月号:神無月、9月号:江戸の土、の7つの連作短編を2017年4月実業之日本社から刊行。2020年8月実業之日本社文庫化。江戸の下級武士の娘、栄津の娘から妻、母となる17歳から55歳までの一代記。幕末から明治になるまでの暮らしの変遷が興味深く、余韻があるストーリーが心地よい。

2020/10/12

だいゆー

(^^

2020/08/24

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