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白い線

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作家
志賀直哉
出版社
大和書房
発売日
2012-03-24
ISBN
9784479880417
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白い線 / 感想・レビュー

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みけのすずね

終戦後、老年期に執筆された短編、随筆、小品。実母や義母、祖父母とのやり取り、動物たちのこと、芝居や絵画観賞、他芸術家との交流…家族たちの記録のような文章や、科学についての考察「閑人妄語」、犬猫雀目白蝦蟇などを描いた動物に関するものが「私には何となくいい感じがした」。「芥川君のこと」についても「背投げを食わすような」ところを評したことなどの交流から、少しばかり生きた芥川君を再現させていただくことができた。

2014/12/23

Norikko

貸出期間内に読み切れず残念。奥さんの足袋のエピソードは面白かった。手元に置いて時々ゆっくり1編ずつ読みたい。

2020/10/11

nickkk

頭の良い人間であり、メンタルが強いということがしっかり表れた随筆。「結局一番心易い家内にそれを集注して私はないところに柄をすげ、何か因縁をつけて叱言を言う。家内は窮地に追い込まれ、益々間抜けなことをする。」…よく見る光景だが、(現代に於いては許容できないが)「それが不当であるということは自分でもよく知っているのだ。」と書けるのは並の人間ではない。「行為を憎むというよりもペテンという言葉を憎んだ。」という言葉が心に残った。芥川と太宰は同じ文豪ながら住む世界が違うというのがありありと伝わり、居た堪れなかった。

2021/10/08

uchi

有名な作品と「灰色の月」と鈴木貫太郎さんの話「鈴木さん」に心うたれました。

2018/07/08

二階堂聖

戦後に著された志賀直哉の随筆中心のまとめ。志賀直哉の人となりが垣間見えるところも多く、志賀直哉ファン必読ではあると思うが、随筆集・短編集としてはそこまでかも。太宰治についての『太宰治の死』、芥川龍之介についての『沓掛にて』、『小林多喜二への手紙』は興味深かった。『私は永年、自分を猫嫌いと決めていた。(P152)』

2016/10/27

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