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志賀直哉

職業・肩書き
作家
ふりがな
しが・なおや

「志賀直哉」のおすすめ記事・レビュー

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夏目漱石や志賀直哉もハマっていた!? 近代日本のアイドル史に迫る

夏目漱石や志賀直哉もハマっていた!? 近代日本のアイドル史に迫る

『幻の近代アイドル史 明治・大正・昭和の大衆芸能盛衰記』(笹山敬輔/彩流社))

 明治、大正、昭和、平成と、時代は続きながらも移り変わっている。しかし、いつの時代にも人びとを熱くさせるものが存在する。その一つが、アイドルというカテゴリだ。今や幾多のユニットが乱立する時代となったが、じつは現在、盛り上がりをみせるアイドルというひとつの文化は、かつての日本で生まれた「大衆芸能」にまでさかのぼるという。

 その視点から独自の考察を展開している1冊が、『幻の近代アイドル史 明治・大正・昭和の大衆芸能盛衰記』(笹山敬輔/彩流社)である。文豪・夏目漱石や詩人・谷崎潤一郎など、いまだ語り継がれる文化人たちも、こぞってハマっていたというアイドルたち。時代ごとの大衆芸能から様々な見解の並ぶ同書だが、その中から、文化人たちがハマったという「娘義太夫」についてのエピソードを紹介していきたい。

 娘義太夫とは、明治時代に栄えた大衆芸能のひとつである。浄瑠璃の一流派である「義太夫節」を歌う女性グループの総称だ。とはいえ、現代のように歌詞にメロディを付けるというものではなく、三味…

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復興支援! 東北めぐりなら「文学の旅」がオススメ

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 JR東日本が東日本大震災の復興支援の一環として、一日乗り放題1万円切符を期間限定で販売していることをご存じだろうか(2回目の利用期間は7月9~18日)。 この切符を利用して本誌企画「走れ!トロイカ学習帳」でライターの北尾トロ氏をはじめとするトロイカ学習帳一団が「文学の旅」と称して東北をめぐった。     青森の太宰治、寺山修司、岩手の宮沢賢治、石川啄木、秋田の小林多喜二、石川達三、宮城の志賀直哉、山形の井上ひさし、藤沢周平、福島の横光利一など、東北は文学史にその名を残す作家を生み出した土地だ。     北尾氏らが訪れた岩手県・遠野市は民俗学の故郷として知られる。カッパ淵やオシラサマを展示する御蚕神堂(おしらどう)、曲り家、柳田國男に遠野の伝承を語った佐々木喜善の記念館など見所が多い。演劇に造詣が深い人ならば、青森県・三沢市の寺山修司記念館を推したい。     記事中では〈文豪を巡る旅で役立つ本〉として、文学を旅するガイドブックの決定版『太宰治と旅する津軽』(小松健一/新潮社)のほか、 『文豪が愛し、名作が生まれた温泉宿』(福田国士/祥伝社新…

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小僧の神様・一房の葡萄 (21世紀版・少年少女日本文学館5)

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志賀直哉
武者小路実篤
有島武郎
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講談社
発売日
2009-02-24
ISBN
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城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)

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作家
志賀直哉
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-06-22
ISBN
9784041003343
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志賀直哉全集 〈第10巻〉 盲亀浮木 ナイルの水の一滴

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作家
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阿川弘之
出版社
岩波書店
発売日
1999-09-07
ISBN
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