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注文の多い注文書 (ちくま文庫)

注文の多い注文書 (ちくま文庫)

注文の多い注文書 (ちくま文庫)

作家
小川洋子
クラフト・エヴィング商會
出版社
筑摩書房
発売日
2019-06-11
ISBN
9784480435934
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注文の多い注文書 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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rico

クラフトエヴィング商會のことを知らなくて、小川さんの作品だと思って手にとったのですが・・・まいりました。何と贅沢なんでしょう!物語の中から生まれた「ないもの」の注文書、見出された「ないもの」の納品書(美しい写真つき!)、そして受領書で広がる「ないもの」の豊かな世界。「物語の応酬」、帯に書かれたこの言葉そのままの真剣勝負。そしてそれがそのまま、物語への道しるべとなる。芳醇なワインのよう、と言ったら言い過ぎでしょうか。じっくりと味わいたい1冊です。ところで、私も注文したいものがあるのですが、いいですか?

2019/10/12

fwhd8325

小川洋子さんとクラフト・エヴィング商會の楽しい企画でした。明日になったら無くなっているかもしれない不思議な場所で、こんなことが起きているんじゃないかと、少しくすぐったい感覚でした。想像を実現する。楽しみを創造する。大人の遊び心に溢れた一冊でございました。

2019/07/18

里愛乍

クラフト・エヴィング商會の本はまるで異世界のリアル。虚構と現実の境目に存在し、粋な文とお洒落な写真と素敵すぎる装丁でその世界を覗き見る事ができる。本書は小川洋子さんが依頼した注文書を投げかけ、クラフトさんがそれに対するアンサーとも言える納品書を返し、さらに後日譚的な受領書を返すという、楽しくも凝った構成の短篇集となっている。これは最初からストーリーを打合せで練られたものなのか、あるいは小川さんの書いた注文書を見た上で吉田さんが納品書を書いているのか。個人的には後者の方が面白いなと思いました。

2020/12/21

Nat

小川洋子さんとクラフト・エンディング商會とのコラボ。ないものも手に入るクラフト・エンディング商會。そこに小川さんによる注文書が入り、クラフト・エンディング商會からの納品書と共に納品されるというなんとも不思議な本です。どの話も何となくもの悲しい。この中では、『貧乏な叔母さん』が好き。

2021/05/05

なっく

小川洋子の作品レビューはいつも、密やかとか妖しげとか陳腐な言葉しか出てこなくて歯痒くなる。もっと静かでもっとちっちゃくてもっとさりげないけど、決して失いたくない大事なこの雰囲気をどう言い表せばいいのか。「ないもの、あります」このフレーズを噛みしめるだけでもう小川洋子の世界にどっぷりはまれるこの幸せ。

2020/03/16

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