KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

図書館の殺人

図書館の殺人

図書館の殺人

作家
青崎有吾
出版社
東京創元社
発売日
2016-01-29
ISBN
9784488027575
amazonで購入する

図書館の殺人 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

徒花

おもしろかった。トリックそのものに派手さはないが、真相に導いていくまでの緻密な論理構成はさすがのひとこと。あと、着々と裏染天馬の過去が明らかにされるとともに、個性豊かなキャラクターが続々登場しながらいろいろ青春しているさまがなかなかおもしろい。そのうちノイタミナでアニメ化されることをひそかに期待している今日この頃。

2016/11/13

へくとぱすかる

ますますクイーン的論理の積み重ねが痛快。前半でかなりの真相が明らかになったように思わせながら、最後の推理には脱帽せざるを得なくなる。もはやクイーンを超えているかも。「今読んでいるところは、例のあの作品を思わせるな」という感触で一杯である。さて、『鍵の国星』を読んでみたいと思うのは、私だけではないはずだ。梶井基次郎のような行為は現代ではロマンにならないんだな。

2016/06/07

W-G

裏染シリーズ全作読了。殺人に関係ない部分で引きが多く続きが気になる。ロジック面は今までで一番弱いかもと感じましたが、意外な犯人とテンポの良さで点数は高めです。よく言われる動機の点は確かに疑問かも。はやく新作が読みたい

2016/02/23

ダイ@2019.11.2~一時休止

裏染天馬その4。面白かったんだけど犯人の行動と動機は・・・。風ヶ丘タイムスも何気にイイ感じ。最後には次回作の伏線?、雪海は美術と予想して次回作は美術館に一票。

2016/02/16

雪風のねこ@(=´ω`=)

初読。ミステリ初心者であっても秀逸な叙述トリックとキャラクタのユーモアな言動で、中々熱中して読める。クラスメイトのいざこざを絡めた展開も凄く良かったんだけど、やはり殺害動機がなぁ…あまり納得できないかな。事前に、人はカッとなると忘れるんだと言う台詞があったとしても。周到な偽装を憶えていないのは、どうも。それとも人は厭な事から本能的に逃げたがるのだろうか。黒染が八橋の企みを見抜いていたのなら、態々柚乃のペンでなくても良かったのではとも思ったけれど、ああそういうフラグね。既刊も読んでみたい。

2017/06/12

感想・レビューをもっと見る