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睦月童 (PHP文芸文庫)

睦月童 (PHP文芸文庫)

睦月童 (PHP文芸文庫)

作家
西條奈加
出版社
PHP研究所
発売日
2019-01-04
ISBN
9784569768700
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あらすじ

ある東北の村から日本橋の酒問屋に招かれた、不思議な目を持った少女・イオ。酒問屋の跡取り息子・央介は、その目を見たことで激しい良心の呵責に襲われ、かつて自分が犯した罪を贖おうとする。やがて更生した央介とイオは、彼女の目を使って、江戸で起こる数々の事件を解決していくことになるが……。青年と少女の交流と成長を通して、「罪と向き合う」ことの意味を描いた、感動のファンタジー時代小説。

睦月童 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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一華

時代ファンタジー…前半は央介とイオとのやりとりが微笑ましく、温かいお話かと思いきや…睦月の里に関わる秘密が明らかになるにつれ、畏れるほどに悲しい物語になっていく…里長のカエデさまの「等しくとは笑止な。男の造りし世で、大手をふっているからこそ言えること…… 」ずしりと重く響く…イオが睦月の民らの想いに寄り添い、普通に人として美しく成長し、央介や沖助とともに幸せに暮らせることを願う。

2019/01/24

豆乳くま

西条さんの時代ファンタジー。大大大好きな千年鬼の雰囲気のあるお話でした。奥陸奥の人が一切入らない山の秘密の里にいるという睦月童様。『先読み』や『鏡』など様々な不思議な力を持つと言う童。悪仲間と放蕩を繰り返す息子を心配する余り下酒問屋の主人は童様にすがったが。初めは童のイオが人々の心の内を映す鏡の力で厄介ごとを解決するのかと思いきや睦月童の根源的な謎に迫り…。イオが睦月神様と切り離されていく最後はとても温かな気持ちになる、さすが西条さんだなー。千年鬼、また読みたくなりました。

2019/01/22

DONA

不思議なお話でした。神様とのつながりの部分は辛すぎて読みにくかったですが、江戸での話はイオの可愛さと、話の内容の深さに次々読めました。何とかイオとルイだけでも幸せになってくれそうなので、それだけが救いでした。

2019/03/12

Y.yamabuki

前半は江戸を舞台にしたほっこり睦月童のイオの特別な能力のための苦しみや、後半の睦月の里の出来事を暗示する事件は有るが、イオと央介のやり取りが愉しいしイオを可愛がる鯨の親分もいい。後半の睦月の里に入って行く段になると謎解き冒険物語のようで一気に引き込まれた。ハッピーエンドとはならず、睦月の里の人達の悲しみも顕になるが、そのことが物語を深いものにしている。その後のイオの姿は、睦月の里との関係を考えると切ない。奇跡がおこらないかと祈りたくなった。前、後半とちょっと違ったテイストで二度楽しめる物語だった。

2019/02/18

suzu

つまらんぶぶんに反応して何ですが、蟻のような地中のトンネル。あれはあかん。怖い怖すぎる。私やったらがまんできない。

2019/01/31

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