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幹事のアッコちゃん (双葉文庫)

幹事のアッコちゃん (双葉文庫)

幹事のアッコちゃん (双葉文庫)

作家
柚木麻子
出版社
双葉社
発売日
2019-09-11
ISBN
9784575522600
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幹事のアッコちゃん (双葉文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

第3弾にして最終回なのかな? 本作も4話が収められていましたが、全話しっかりとアッコちゃんがメインを張っていました。アッコちゃんは相変わらずバイタリティに溢れているけど、人間味を帯びたと言うか、弱い面も覗かせました。でも、結局はいつものアッコちゃんに落ち着くのね。周りの人を巻き込みながら教育、成長を促すのですけど、今回はなんとアンチ迄も( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。終話のラストもアッコちゃんらしくて好いですね( ¨̮ )。

2023/01/12

さてさて

『変わらない。自分はきっと変われない』。そう思い続ける限り人が変わることなどあり得ません。しかし、どこまでいっても”変わる”には起点が必要です。テレビヒーロー達も起点がなければ変身することはありません。そんな起点をアッコさんという女性に見出すこの作品。丁寧に描写される人の心の変化を説得力のある描写の肉付けによって読み応えのある物語として描き出したこの作品。人が生きていく中で大切な事を気づかせてくれる、前を向くためのきっかけをくれる、そして読者の中にいつまでも残り続けるとても素晴らしい作品だったと思います。

2021/03/27

アッコちゃんシリーズ最新巻。アッコちゃんが思いの外まあまあお年を召したことに驚きました。『アンチ・アッコちゃん』が良かったです。何事も楽しんでやり通す完璧なアッコちゃんには、やはりアンチもいて当然だし、風邪を引いたり弱い部分を見せる人間的なシーンは今までになかったので親近感がわきました。

2019/10/17

hit4papa

悩める若いコたちの道を拓く、妙齢女子アッコちゃんが主役の元気本です。前作までは、直接的、または間接的に、脅威の慧眼でスーパーアドバイザーぶりを発揮していたアッコちゃん。三作目となる本作品は、アッコちゃんの上から目線に辟易としてしまいますが、謎のベールに包まれていた部分が明かになるという趣向です。ライバル登場で、アッコちゃんの人間味が描かれていきます。ここは、孤高の才覚の持ち主であって欲しかったですね。前二作の悩めるコたちのお仕事小説の方がよろしいかと。まぁ、オールスター登場の完結篇で潔くはありますか。

2021/04/11

SJW

アッコちゃんシリーズ第三弾。今回は4つの短編で昔からの部下の澤田三智子が全編に登場して、アッコちゃんにしっかりとコーチングされる。ゼロから「東京ポトフ&スムージー」なる企業に発展させ、そこから世界を相手に戦う屈強なアッコちゃんを見ることができるストーリー。料理が登場する度に食べたくなり、おなかが空いてしまうのは困った。

2020/02/13

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