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沖縄の生活史

沖縄の生活史

沖縄の生活史

作家
石原 昌家
岸政彦
沖縄タイムス社
出版社
みすず書房
発売日
2023-05-16
ISBN
9784622095989
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沖縄の生活史 / 感想・レビュー

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starbro

生活史三部作、3,333頁超、二段組、菊版、完読しました。 本書は、東京&大阪と趣が異なり、沖縄日本復帰50年、沖縄の戦後史という感じでした。聞き取り対象が東京&大阪の150人対して100人でかつ属性が似通っていたため、どうせなら在日米軍や沖縄居住の外国人も対象として欲しかった。 沖縄は日本復帰の道ではなく、琉球国独立の道の選択が良かったのかも知れません。私見ですがIR(統合型リゾート)を造るなら大阪ではなく、絶対沖縄だと思います。 https://www.msz.co.jp/special/09598/

2024/02/12

がらくたどん

『東京の生活史』(筑摩書房)で「聞き手」だけを公募し「語ってほしい人」に「語りたい事を話してもらう」という新しい聞き書きの形を提案したチームの監修による市井の人々の生活史集・沖縄編。以前上間陽子氏の『海をあげる』を読んだ際、脆弱な私ではとても頂く筋力はないけれどもし沖縄編が出たら必ず頑張って読もうと思っていた。私の学生時代は沖縄は「外国」で夏休みに祖父母に逢いに行く友人宅で「パスポート」を見せてもらった記憶がある。「すごいね、外国に行くんだね」「う~ん、でも結構日本みたいだよ」100通りの「海」をどうぞ♪

2023/10/18

たまきら

膨大な聞き取りに圧倒されました。冒頭に抜粋があるので、興味がわいた人から読むのもアリだと思います。…持っているだけで手が疲れるし…。読みながら祖父が沖永良部出身であったことを長く隠していた理由を感じ取りましたそして、。一人一人の言葉の中に、自分がいる気がしました。あの美しい島で笑っていられたらいいんだけど。

2024/02/27

ばんだねいっぺい

分厚すぎて挫折しかけながら読了。すっと入ってくる声とそうじゃないのがある。食に関すること、音楽に関することが自分の関心なのだと知ることができた。

2023/07/02

入道雲

とてもたくさんの沖縄の人々の生活を生の言葉のまま記録した凄い本。普通の生活の話、困った家族の話、戦争の話、内容も色々な話がぎっしり。映像では残せない、脈絡の無さが、むしろ大きな沖縄のカタチを形成しているのではないか。分厚いのでゆっくり読んでいこう。

2023/07/02

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