一歩を越える勇気
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一歩を越える勇気 / 感想・レビュー
かおりんご
追悼を込めて再読。無茶だ、無謀だと言われても諦めずに夢に向かって邁進した栗城くん、、、下山が一番危険とかかれていたけれど、焦ったのかな。前回この本を手にしたとき、仕事の行き詰まっていていたのだけれど、『自分で勝手に壁を作っているだけ』という言葉に背中を押され、なんとかここまでやって来ました。今回もまたしても色々と問題に直面しているけれど、何もやる前から不平不満を口にしても始まらないんですよね。まずは一歩を踏み出すところから。幸い私の周りには理解者が多いので、彼らの応援を受けて動いてみます。自分を信じて。
2018/05/28
ちえ
偉業を成し遂げた人ってスゴイ人で、共感なんてできるだろうか?と思っていましたが、"なるほど"と思えることがたくさんありました。山と対話するというスタンスや、全てを受け入れたときこそ力が発揮できること、単独とは孤独ではなく未知の世界と一体化することなど、登山を通じて紡ぎ出された数々の言葉に説得力がありました。登山の魅力を改めて感じることができました。
2017/04/09
べる
単独の無酸素で山頂に立った瞬間の感覚。苦しみも悲しみも全てが喜びに変わる感覚を一緒に味わえた。不可能は自分で作っているだけ。最期に「ありがとう」と、この世から去れる人になるために中途半端に生きてはいけないと母から学ぶ。温泉を掘った父からは、夢を持つことで自分を、家族を、友達を、さらには日本を明るくすることができると学ぶ。夢を多くの人に語ることで実現の可能性は上がる。夢を叶えるために必要なのは世のため人のために自分の命を果たす覚悟。無理だと言う人の心の壁をぶち破りたい。私も型にはまった生き方はしたくない。
2021/03/15
はるほのパパ
こちらまで息苦しくなりそうな冬山の臨場感が伝わってくる。 「不可能は勝手に自分の心が作っているのだ」、「本気と無欲で接すれば必ず相手に思いは伝わる」 まさに同感である。 これから社会に出る者へ是非勧めたい読みやすい本。
2015/01/27
しょうご
夢をかなえる方法として、自分の夢をたくさんの人に語るということを挙げていました。初版は6年前ですが指を失ってなおエベレストに挑戦し続ける彼を応援し続けたくなりました。
2016/01/04
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