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鳥はみずからの力だけでは飛べない

鳥はみずからの力だけでは飛べない

鳥はみずからの力だけでは飛べない

作家
田口ランディ
出版社
晶文社
発売日
2005-04-01
ISBN
9784794966650
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鳥はみずからの力だけでは飛べない / 感想・レビュー

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あかほ

田口ランディさん、むかし好きで何冊か読んで、そのうちにスピリチュアルへの傾倒に共感できなくなって離れていたのだけれど、同じ理由で離れていたよしもとばなな作品が最近とてもしっくりくるので、また読めるようになってるかなーと思って手に取りました。読めました。しっくりきました。今の自分に重要な示唆がたくさんあり、うれしかった。

2014/04/19

mari

なかなか良かった。でも実際、一穂君にとってどうしたら一番彼の為になるのかはわからない。私だったら彼のお母さんのように受け入れなくてはいけないと思う。。。でもそれって時間を待てないことだったんだね。。。なんかそんな視点がなかったんでビックリした。でも彼はどうなんだろう~どう対応してもらうのが一番良いのだろう。。。わからん、きっと彼にもわからないのかもね。今、一穂君はどうしてるのかな、気になるな。

2012/04/09

うめぼしみどり

他人の子どもにここまで出来るなんて。すごく優しい人なんだろうと思った。大人になって友達とケンカすることも、よその子どもを思って何かすることも、同じ立場だったとしたら自分の選択肢にはない行動。正直、土地の男の人の執着については思い込みが激しいんじゃないかとも思ったけど。意見が一致しないのを怖がるより、スッピンで付き合う人をたくさん作るのが楽しいのだろうか。でも私にはその場しのぎで生きる方が向いてる気がするんだな。

2019/09/16

貧家ピー

親友の息子に書いた10通の手紙形式。引きこもっている設定、これって小説よね。 ひきこもり、その親へのメッセージ、もっと言うと哲学書。 「世界にどんなにたくさんの死があっても、自分はいま生きている。 そのことを想ってみて。 そして、生きることへの、欲望の火を灯して」

2006/04/04

ゆー

ひきこもっている友人の息子にランディさんが書いた手紙を一冊にまとめた本です。手紙なので終始語りかけるように進んでいき書いている内容としてはいつものエッセイに近いです。しかしこれを読みながら受け取った十七歳の男の子はどう思うんだろう余計なお世話だ見当違いだと感じていたら…と考えると悶々してしまい俯瞰しながら読みました。二人の関係性について想像がしにくかったのです。今彼がどうしているのかその後どうなったのかは分かりません。ただ親身になってくれる大人がいたことが彼の人生にとってプラスになっていたらと願いました。

2017/02/13

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