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怪談四十九夜 怖気 (竹書房文庫)

怪談四十九夜 怖気 (竹書房文庫)

怪談四十九夜 怖気 (竹書房文庫)

作家
黒木あるじ
出版社
竹書房
発売日
2017-10-28
ISBN
9784801912564
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怪談四十九夜 怖気 (竹書房文庫) / 感想・レビュー

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夢追人009

アンソロジーは本当にどれを紹介するか悩みますね。みなさんがある程度の面白さの作品を書かれていますからね。折角選ぶのだから、もっともっと面白いもの強烈なものをと思ってどんどん欲が出てしまうのですね。今回も迷いに迷った末に漸く決めましたよ。著者名を読めたら相当に偉いですよ。『居抜き』百目鬼野干(どうめきやかん):前に働いていた店で、なんだか売り上げが悪くなった時期があって、オーナーが客層とか場所が悪いと外側のせいにして愚痴ばかり言っていたが、ある日偉い霊能者に貰ったという御札や魔よけを店内に大量に貼り始めた。

2021/05/22

HANA

実話怪談集。実話怪談アンソロジーは玉石混交が多いのだけれども、本書もその例に漏れず玉石混交。やっぱりこういう形式だと、各著者の力量というのがはっきりわかるなあ。実話怪談の場合、既にこのジャンルのスタイルが確立されてしまっているため、文体や構成では大差は無いんだけどなあ。記憶に残ったのでは応報系のテンプレみたいな「なかよし日記」や一読いい話なんだけど実はという「分割」、残酷さでは本書中一番な「育てよ我が子」等に目を引かれた。あと他の人も書いてるけど、帯は流石にあんまりだと思う。我妻俊樹期待していたのに……。

2017/12/10

鬼灯の金魚草

これはトリック?誤植?帯と巻末の著者紹介にはある我妻俊樹さん、目次にいないよ〜。「字禍」の不思議さ、こんな風に人の本音が見えたらやだなぁ。「分割」この人みたいに毎年毎年怪我するのはとても嫌だ。

2017/12/04

澤水月

単著一時?擱筆の黒木あるじ氏怪談4本読め?嬉しい!経営者筆の色々な店怪談の野千氏?が非常に興味深いしハズレなしアンソロ…だが!版元の余りにも大胆過ぎ誤植が一番恐ろしい!位牌、屋根に上るなど全編良作書いている吉澤有貴氏?なのに帯にも裏表紙にも著者紹介にも記載ない! そして作風から察するに恐らく今回書いていない方の名と紹介があるのに今気づいた!すごい怖い話ばかりなのに誰が書いているのかと一瞬自分の地平が揺らぐ感じ…コップの水が1つ多い的恐怖を書物で実践せんで! 全部誰作なのか信頼できんくなる!大丈夫か…震

2017/11/02

ネムコ

黒木あるじさんと愉快な仲間たち…じゃないけど、今回も楽しかった! 沖縄怪談の小原猛さんがいなかったのは残念ですが、端正で上品な語り口の方が多かった。やっぱり実話怪談は人ですね?

2018/09/05

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