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大林宣彦の映画は歴史、 映画はジャーナリズム。

大林宣彦の映画は歴史、 映画はジャーナリズム。

大林宣彦の映画は歴史、 映画はジャーナリズム。

作家
大林宣彦
出版社
七つ森書館
発売日
2017-11-27
ISBN
9784822817886
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大林宣彦の映画は歴史、 映画はジャーナリズム。 / 感想・レビュー

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保山ひャン

いつか見た映画館出版を記念した対談、トークをまとめた本。監督が自作をアマチュア映画と言ったり、引用について語ったりするのは、巌谷國士さんが澁澤龍彦について語ったものや、i-Dマガジン5号で高山宏さんがオリジナルについて語ったものと共通の問題意識というか立場表明で、きわめて今日的なものだと思った。映画についての面白いエピソードや読み解きが刺激的で、映画がますます好きになる本だった。

2018/04/02

Aqurax

この本に有った黒澤明監督の言葉『映画って君なあ、作り手が汗をかくから、観客が感動するんだよ。汗かかないで楽な映画を作ったって、誰も感動しない。感心はするけどな、感動はしてくれないよ』には、心を突かれた。     

2019/01/28

ニコぴよ

原田知世との対談のところのみ、読了。『時をかける少女』の撮影時の話が良かった。たったの28日で撮影をしたこと、角川春樹が惚れ込み今この一瞬を切り取り残したいとポケットマネーから製作費を捻出したのでかなり低コスト作品だったこと、撮影順の秘話やラストの各シーンカット直後に原田知世が主題歌を歌うコミカルな映像を撮ったエピソードなど、そんな感じだったのかと興味深く感じた。憧れだった知世ちゃんと高柳くんがその後も仲良くしてる話も、なんだかイイなと思った。2人にとっても良い作品だったんだなあ。

2024/04/06

アーク

僕は映画大好きなのに基本的に日本映画はほとんど観ないので、恥ずかしながら大林宣彦氏の映画も観たことがない。そして何気なく本書を読んで、同氏の映画に対する知識の深さに感銘を受けた。映画を作る側、演じる側、その原作者に対する解釈などなど、映画にまつわる人々の様々な意見を封じ込めた本書、映画好きなら読んで損はないな。僕も本書を参考にして日本映画をもう少し観てみます。

2018/01/30

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