特集番外編1 2007年7月号
「傍聴に行こう Shall we 裁判?」特集 番外編 編集/服部美穂 「裁判特集」担当になったものの、裁判傍聴未体験だった私。まずは一度傍聴にいってみよう! ということで、同じく特集担当で、学生時代から裁判傍聴に通いまくっていたIの案内で、裁判傍聴を初体験しました。 一日がかりで一つか二つの裁判を見るくらいが精いっぱいだと想像していたのですが、朝の10時から11時半過ぎまでの間に、4件ほどの裁判を傍聴することができました。わりと小さな事件を選んで傍聴していたせいもありますが、1件につき、だいたい15分〜30分程度。傍聴のための面倒な手続きもないですし、傍聴の途中での出入りも可能です。裁判傍聴に興味はあったものの、何となく敷居が高いもの、というイメージがあったので、これには驚きました。 あと、ちょうど初傍聴の前日に、周防正行監督の映画『それでもボクはやってない』を観にいったのですが、翌日、実際に傍聴をしてみて、映画が細かいところまで、裁判を再現していたということがわかりました。例えば、実際の裁判では、公判の最後に弁護士と検察官と裁判官が…