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ケサラン・パサラン 2 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

ケサラン・パサラン 2 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

ケサラン・パサラン 2 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

作家
山岸凉子
出版社
KADOKAWA
発売日
2012-12-22
ISBN
9784840147637
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ケサラン・パサラン 2 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) / 感想・レビュー

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更紗蝦

最後まで「コミュニティ」という概念を無視したままの漫画でした。地方出身の人が「都会の人間は冷たい」と言う時の「都会の人間」とは、えてして主人公の由良子や姪の紫苑のような人だったりするのです。都会だろうが地方だろうが、どんな地域にだって歴史はあるし、そこで生まれ育ち、そこを故郷と考える人がいるのに、そういった「歴史」や「想い」を無視していれば、当然、その地域の行政にだって無関心になります。主人公はアラフィフでありながら老後のことを全く考えておらず、その地域の福祉行政に欠片も興味を示していません。

2015/10/22

たぁ。

久しぶりに山岸凉子先生の作品を読みました。 主人公、イラストレーターの星由良子さんのこだわりや、おもしろい性格を、楽しく読み飛ばしました。

2021/03/16

くさてる

浮世離れしたイラストレーターの女性が家を建てるまでの紆余曲折を描いたエッセイ風コミック。どこまでリアル?と面白いけど不思議な読み心地でした。同時収録の、山岸先生が愛猫を亡くし被災地の猫を引き取るまでのエッセイコミックは、いわゆるスピリチュアルな感覚が根底にあるものの、すごく自然な扱われ方で、そこが良かった。コバンちゃんもハルちゃんも幸せに暮らしていけますように。

2023/08/19

にゃんた

エッセイストの由良子さんが、理想の家を建てるために右往左往するお話。どこに土地を買いどんな家を建てるか。自分のインスピレーションと、家相とか方角とか、全てを満足させることってホント大変。気にしだすときりがないけども、まあいい家建てたいのはみんなそう思うことだから。ねえ。家とは別の猫ちゃんのお話には胸キュン。

2020/02/18

ぐうぐう

自宅建築にまつわる話と見せかけて、実は人生そのものについての話なのではないか。人生の中での選択や決断、それが実体のないものに左右されていくことで起こる悲劇喜劇。人によって見えたり見えなかったりするケサラン・パサラン、そんなあやふやなものを捕まえることで幸福が訪れると信じている人間の、つまりは悲劇喜劇。

2013/01/01

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