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Kの昇天 (立東舎 乙女の本棚)

Kの昇天 (立東舎 乙女の本棚)

Kの昇天 (立東舎 乙女の本棚)

作家
梶井基次郎
しらこ
出版社
立東舎
発売日
2021-10-15
ISBN
9784845636648
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Kの昇天 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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アキ

梶井基次郎の短編。しらこの絵が幻想的な物語を彩ります。月の影を追いながら、イカルスの墜落を何度も経験しては、月光を遡って昇天することを夢想するK君について語るわたしは、K君の知り合いから溺死した原因は自殺か過失かと尋ねられ、月へ飛翔したためだろうと手紙で答えます。K君もわたしも、まるで浮き世から離れた存在であるかのように感じます。満月の夜は人をそんな狂気に陥れる不思議な力を持っているのでしょうか。今宵も満月です。月が南中する時間帯に海辺を散歩するのはやめておくのが身のためです。

2021/11/18

ちびあんすも

影がだんだん俺になる。俺か影か。お前はどっちだ。月の引力に導かれ、魂は上へ上へと登っていく。嗚呼気持ちがいいなぁ。なぜかなんて聞かないでくれ。俺は俺でお前も俺で…嗚呼、俺はおかしくなっているんだろうか?ただの影であったはずのおまえに、だんだんと目が鼻が顔が…。梶井基次郎の中で1番好きな作品。難解だけど美しい。作画のしらこさんも世界観を壊さないので良いです。結局、Kはなぜ身体を海に残して月の世界に旅立ったのか…それは案外、本人にもわかっていないのかもしれない。

2021/11/23

モリヤマ リン

読了。月の光がしたたるような本だった。

2021/10/22

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