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梶井基次郎

職業・肩書き
作家
ふりがな
かじもと・いちろう

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梶井基次郎『檸檬』あらすじ紹介。レモンを爆弾に見立て、書店を木っ端微塵!? 男の憂鬱を晴らしたユニークな空想

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昭和期の小説家・梶井基次郎は、感覚的なものと知的なものを融合させ、色彩豊かに、かつ詩的に書き上げる文体が高く評価されています。これから初めて梶井基次郎の作品を読んでみたいと考えている人におすすめなのが、彼の代表作として名高い『檸檬』(レモン)です。今回は『檸檬』について作品を解説し、登場人物とあらすじをご紹介します。

『檸檬』の作品解説 梶井基次郎が中谷孝雄、外村繁らとともに創刊した雑誌『青空』の1925年創刊号に発表された作品です。1931年には武蔵野書院から創作集『檸檬』が刊行されました。

得体の知れない憂鬱な心情や、ふと心に抱いたいたずらな感情を、梶井基次郎の得意とする色彩豊かな感覚で詩的に描いた作品として知られており、梶井基次郎の代表作の1つに挙げられる作品です。

研ぎ澄まされた感覚を詩的に表現する文体は、梶井基次郎の文学作品の真骨頂といえ、『檸檬』はもちろん、後に書いた作品の多くにも認められるものです。 『檸檬』の主な登場人物 「私」:本作の主人公。京都に下宿していた時の作者がモデル。 『檸檬』のあらすじ​​ 「えたいの知れない不吉な魂」に始…

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梶井基次郎『檸檬』で知られる“丸善”が10年ぶりに復活! カフェ併設の超大型書店として蘇る

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『檸檬』(梶井基次郎/角川書店)

 “私は体調の悪いときに美しいものを見る贅沢をしたくなる。しかし最近は馴染みの丸善に行くのも気が重い。ある日檸檬を買った私は、その香りや色に刺激され、丸善の棚に檸檬一つを置いてくる”  梶井基次郎の小説『檸檬』に登場する京都丸善。1907年に京都・三条通麩屋町に開設され、その後、河原町通蛸薬師へ移転。しかし、2005年に惜しまれつつも閉店となった。『檸檬』のクライマックスの舞台にもなった丸善の閉店とあって、来店したファンが本の上にレモンを置くという現象が起き、当時話題を呼んだ。  そんな丸善が10年ぶりに復活する。京都地区最大級の売り場面積=約1,000坪、蔵書数=約100万冊、カフェ併設。超大型書店「丸善 京都本店」のグランドオープンは、2015年8月21日(金)となる。  「丸善 京都本店」のカフェスペースでは、『檸檬』にちなみ、限定のレモンスイーツを販売。また、「honto」のポイントサービス実施店であり、リアル書店だけでなくネット通販や電子書店で貯めたポイントを購入時に使用できる。さらに、検索した本の店舗…

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文豪死す

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作家
芥川龍之介
太宰治
梶井基次郎
中島敦
夢野久作
出版社
新紀元社
発売日
2024-04-25
ISBN
9784775321362
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