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人間コク宝サブカル伝

人間コク宝サブカル伝

人間コク宝サブカル伝

作家
吉田豪
出版社
コアマガジン
発売日
2014-02-19
ISBN
9784864365581
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人間コク宝サブカル伝 / 感想・レビュー

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harass

図書館本。インタビュー集サブカル系の人たちをまとめてある。神足裕司に笑ってしまった。逆グルメエッセイ「恨ミシュラン」が終了した理由は、彼が酔っ払って共著の西原理恵子に電話をして嫉妬を爆発させたからだという。そんなつまらんことでか…… そして彼はそのことを覚えていないと。あとは穂積隆信の積木くずしのその後などが良かった。アニメ監督山本寛、清水健太郎二回分(覚せい剤逮捕後とそれから6年再逮捕後)とかも。知る人ぞ知る宮崎吐夢の対談もある。彼は意外とメディアにでていたのだと驚く。

2016/09/07

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

読んだと言っても、品川庄司・品川祐のインタビューのみ読む(図書館の返却期限の為・全部読みたかった)。母・マダム路子と作家・笹沢左保との愛人関係まで突っ込んでいるのはさすが。たしかに嫌う人はいるだろうな…という感じの人である。周囲の吉本の先輩達(加藤浩次など)が格好良い。しかし、いつも思うのだが、吉田豪はインタビューでよく「ダハハハハ」と笑っているが、テレビやラジオで喋っているのを聞いても、そんな笑い方をする快活な人に見えない。現場では本当にそんな豪快に笑っているのだろうか?。まあどうでもよいが。

2015/03/23

阿部義彦

サブカルライターにして、インタビューのプロ、何しろタレント本を漁るのが趣味という吉田豪さんのインタビュー集です。何とも香ばしいアクの強い方ばかりで、私は半分以上の方は知りませんでした。一番取っ掛りの良い漫画家、諫山創さんが頭でしたがそもそも人気作さえ読んでない有様。分かってたのは岸部四郎、乙武洋匡、神足裕司、安岡力也、清水健太郎等、一番凄かったのは、ベストセラー『積木くずし』の作者、穂積隆信さんです、一冊の本のために前妻が自殺し、娘も夭折、そしてドラマの主役まで巻き込んでの地獄行き!神よ?読後ぐったり。

2023/03/05

caniTSUYO

シリーズ人間コク宝のサブカル人脈についてまとめた本書。 とは言え、全然サブカルでもないコユい人たちがピックアップされているのは人間コク宝ぽい所。 個人的に宇川直弘の四国時代のハードコアの宣教師時代の話とYOU ちゃんのいい人ぶりが伝わるインタビューが良かった。 しかし作者には悪いが、一番印象に残ったのは巻末の町山智浩 with 水道橋博士によるインタビューの総括が素晴らしかった。 「尊敬する人だったらこんなことをやらないというカリスマを持つことで人間は一段上に上がれる」という町山氏の発言はいちいち真理!

2014/03/28

coolmonster

吉田豪さんのインタビューの巧みさからか、どんどん、これは話していいのかなと思う内容が次から次へと出てくる。二段組みでQ数もギリギリの読みにくい本だったが、内容さえ面白ければ読み切ってしまうと言う好例。巻末の町山智弘氏が上杉隆氏を「サイコパス」と断じているのが妙に痛快だった。また、「小島慶子のキラ☆キラ」が難しい番組だった事も納得。

2015/01/14

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