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希望の国の少数異見

希望の国の少数異見

希望の国の少数異見

作家
森達也
今野 哲男
出版社
言視舎
発売日
2017-03-22
ISBN
9784865650792
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あらすじ

底が抜けた世界と渡り合うには何が必要か。法然の名言を補助線として現代の日本社会を根源的に読み解き希望の原理を探る。

森達也の新刊!
あすへの指針本
トランプ、ヘイトスピーチ、無差別殺人…底が抜けてしまったような世界の状況と渡り合うには何が必要か。法然の名言を補助線として現代社会を読み解くPART1。日本を根源的に問い、希望の原理を探る討議PART2。
森達也の流儀、炸裂。

●目次
問題提起――近代の「底」が抜けたのではないか

▼PART1 オウム以降の日本の姿と法然によるヒント~法然語録+語録を読む▼オウム以降の日本の姿と法然・親鸞の言葉/ひとりで歩く法然/もし神がいるのなら、なぜ――/優先順位/特殊と普遍のメカニズム
▼PART2 討議 底抜け世界に希望はあるか?~二つの結節点――「連赤」と「オウム」/映画『FAKE』のメイキングから/世界の読み方――この国は絶望が足りない/希望へのスキップ

希望の国の少数異見 / 感想・レビュー

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さわみん。

一貫してるのは、集団化と親和性の高い日本人は、自分たちの個が弱いゆえの負の部分を自覚せず、自分の頭で考えず、空気に従ってしまうゆえに負い目なんてゼロ。さらにメディアがメディアとしての機能を果たさないのは、それが今の社会の合わせ鏡であり、メディアがダメなのではなく、その程度のメディアに反応してしまう国民の側にある。物事の特異性にばかり反応して普遍性を見てみぬふりをする。

2017/04/03

imagine

森達也のブレない主張は、定期的に読み続けることで、自分が持つ少数意見的(であろう)考えへの活性剤的な効果を感じる。今回新たに目を惹かれた視点は以下。「日本の報道の自由度が72位なら、その市場である日本社会も72位」「日本に憲法9条がある以上、中国は日本が侵略してくるとは主張できない」「『でんでん』が問題なのは、原稿を自分で書いていないこと」。協力の今野氏が、あとがきで森達也の評伝を検討しているようなので大いに期待して待ちたい。

2017/05/16

matsu

森達也監督による現代日本についての論評。個人的にはもっと法然について語って欲しかった。

2017/08/06

ふっかー復活委員長

今は、「個」は弱いのに「我」が強い時代。だからこそ帰属意識を強く欲する。そう考えると自分の「迷い」「惑い」にも納得できることが多い。▼どれだけ群れを否定し逃げたとしても、人間の顔は他者の期待でできている。

2017/11/09

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