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蔵の中の鬼女 (TH Literature Series)

蔵の中の鬼女 (TH Literature Series)

蔵の中の鬼女 (TH Literature Series)

作家
友成純一
出版社
書苑新社
発売日
2017-09-13
ISBN
9784883752782
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蔵の中の鬼女 (TH Literature Series) / 感想・レビュー

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やんも

4部構成の本書、前半の2部までは残虐さと狂気、哀切が感ぜられる作品がならんでいたが、後半第3、4部はスプラッタな『妖精の王』以外はそこそこマイルド風味で、ちょっとものたりなかったかな。クトゥルフ神話系の作品は、以前他のアンソロジでも読んだことがあり、闇に包まれて、そこだけ明るい和室大広間で繰り広げられる惨殺っぷりは、再び読んでも面白い。第2部は、妄想や狂気にとらわれた人の息苦しい心情が、読んでいるこちらの心をも浸食してくるふうでいい。『妖精の王』は本書の中でももっと自分が作者に抱くイメージにあっていた。

2017/12/03

ettyan えっちゃん

一気読み!ちょうど,高校から大学生の頃にむさぼり読んだ友成純一がここにある。クトルゥー,幽霊,モンスター,猟奇,惨殺と全てがつまった一冊。楽しかった。本当に,あの頃に戻れるな。日本が沸いていた90年代の匂いが思い出される。自分の中にアドレナリンが出るねえ。アラフィフのおじさんが元気になりました。ところで,後書きによるとまだ原稿があるそうで,この本が売れるとまだ出せるかもって・・・読みたいなあ。あ~読みたいなあ。ベストセラーにならねえかな。願わくば,あの魔界で血みどろになった若者たちがもう一度読みますように

2017/09/16

nori

This book is not my taste. It is omnibus of short story. As author confessed, I suppose that this kind of novel might not be fitted to small topic but fun to read story development of several topics. And, the other reason is the grotesque.

2019/02/08

Ai

友成さんのクトゥルーものを初めて読んだけど、土着っぽさと相まっておもしろい。『蔵の中の鬼女』は実話ベースとあって、生々しい狂気。鬼畜系の話は、安定の友成さんでした!

2018/07/09

zep

怪奇幻想。ベストは表題作を含む第1部。そして正統派ホラーの第3部。第4部は元ネタの映画がわかるともっと楽しめたかもしれない。「二人の男」に似た話は、マンガ「サイコドクター」で読んだ気がする。

2018/05/21

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