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「宮木あや子」のレビュー・書評

命を賭した恋--江戸の遊女の想いを描いた官能的恋愛小説

命を賭した恋--江戸の遊女の想いを描いた官能的恋愛小説

「女による女のためのR-18文学賞」の大賞&読者賞を受賞した作品で、著者デビュー作。欲望と恋情が濃密に渦巻く、江戸・吉原の遊女たちを描いた官能的な小説です。 久しぶりに読み返したい、とおもって購入したのですが、iPhone版で読めるのは表題作1話だけです。ただ、読後は、短編とは思えないほどの重厚感にただただ圧倒されます。でもそれも当然、命を懸けて恋をした一人の遊女の、一生が凝縮されているのですから。 遊女は一生を繋がれる。 吉原に、客に、身請けして…

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2007年05月号 『花宵道中』宮木あや子

2007年05月号 『花宵道中』宮木あや子

2007年4月6日 『花宵道中』 宮木あや子 新潮社 1470円  舞台は江戸の花街、吉原。遊女たちはさまざまな過去を背負いながら、年季が明けるまでの歳月を、遊郭で身を売って働きつづける。  表題作「花宵道中」の主人公・朝霧は、恋する男の目前で客に抱かれてしまう。初見世に恐怖と嫌悪を抱く若き遊女・茜。自分と家族を捨てた父に客として対峙した霧里。一生恋はしな…

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