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「谷口ジロー」のレビュー・書評

『ダ・ヴィンチ』2018年3月号「今月のプラチナ本」は、谷口ジロー『いざなうもの』

『ダ・ヴィンチ』2018年3月号「今月のプラチナ本」は、谷口ジロー『いざなうもの』

『いざなうもの』 ●あらすじ● 2017年2月に逝去した谷口ジローの未発表絶筆「いざなうもの その壱 花火」(原作:内田百閒)を含む近作を収めた、珠玉の作品集。 【収録作品】 「彼方より」/エッセイ「フランスと私」/「何処にか」その壱・その弐 谷口ジローイラストギャラリー/「魔法の山」前編・後編 「いざなうもの その壱 花火」(未発表絶筆) たにぐち・じろー●1947年鳥取県出身。『父の暦』『遥かな町へ』『ふらり。』『孤独のグルメ』(久世昌之:原作…

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大友克洋、谷口ジロー…そうそうたる作家が早世を惜しんだ才を電子書籍で読める幸い

大友克洋、谷口ジロー…そうそうたる作家が早世を惜しんだ才を電子書籍で読める幸い

安部愼一、泉晴紀、大友克洋、さべあのま、鈴木翁二、高寺彰彦、高野文子、谷弘兒、谷口ジロー、平田弘史、ほんまりう、山本おさむ…。そうそうたる作家が「逝くのが早すぎた」と死を惜しみ、メッセージを寄稿。6本の短編コミックとともにこれらが添えられた白山宣之の遺稿集的単行本が、ついに電子化されました。 「ニューウェーブ世代の旗手」ともてはやされ、素晴らしい才能を発揮して、万華鏡のようにキラキラ光る佳作群を生み出した氏。しかし、多産型の作家ではなく、単行本化にも積極的でなかったとい…

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マンガ版『秒速5センチメートル』の作者による、真正面から「死」を描いた幽霊物語【アフタヌーン四季賞大賞受賞作】

マンガ版『秒速5センチメートル』の作者による、真正面から「死」を描いた幽霊物語【アフタヌーン四季賞大賞受賞作】

本作の『まじめな時間』は、漫画家の谷口ジロー先生に「切ないけれど、けっこう愉快な霊界ファンタジー。これは必読ものです。さすが四季賞。すごいんだなあ。」と言わしめました。『秒速5センチメートル』のコミカライズを手がけた清家雪子先生の初のオリジナル連載作品でもあります。突如事故により命を落として幽霊になってしまった女子高生と、その死に戸惑う「現代的」な反応をする周囲の人間描写は必見です。 植村一紗(うえむら かずさ)は普通の女子高生。両思いらしき男の子と付き合うのもそろそろ…

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自由と緊張の間で五感を研ぎ澄ませながら食べる、これぞ孤独の愉しみ!

自由と緊張の間で五感を研ぎ澄ませながら食べる、これぞ孤独の愉しみ!

「グルメって言っても、食べるのは、石神井公園の茶屋のカレー丼や、地元住民しか知らないような定食屋の定食とか。中年男がそれをひとりで食べるの。ただそれだけの話」 ライター仲間から「一番好きな漫画」として挙げられた本作の説明に「???」になりつつ、とりあえず借りて読むんでみると、本当にそんなお話。なのに結局、自分の手元に置きたくなって、文庫本も電子書籍版も購入してしまったワタクシ。 初めて入る店は勇気がいるもの。がんこ親父の店ならずとも、その店の見えないルール…

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