岸政彦「東京“だから”語られる話ではなく、東京“で”生きる人たちの物語」
「目に映るものをそのまま残したい、っていう欲望が昔からすごく強いんですよ。わざとらしく、つくりたくない。普通でええやん、っていうのが僕の口癖なんですけど、普通っていうのは一般的に見てどうかとか平均的であるかとかではなく、あるがまま、そのま…
「目に映るものをそのまま残したい、っていう欲望が昔からすごく強いんですよ。わざとらしく、つくりたくない。普通でええやん、っていうのが僕の口癖なんですけど、普通っていうのは一般的に見てどうかとか平均的であるかとかではなく、あるがまま、そのま…
岸政彦と又吉直樹が語った、表現することの裏側。照れを克服しながら、形式をとりもどしていった過程とは――満員御礼だったイベントをレポート! 沖縄や生活史が専門の社会学者であり、初の小説『ビニール傘』で芥川賞&三島由紀夫賞の候補にも選ばれた岸政彦…