切り捨てるべきは不要なタスクだけじゃない!? 悩む時間を減らす効率的な方法/仕事に追われず自分の時間を確保する

暮らし

公開日:2023/10/24

 やることはたくさんあるのにいつも時間が足りない…。そして改善するための技術や効率を上げるスゴ技を教えてもらってもマネできず、結局解決しないという人は多いのではないでしょうか。

 そんな人には、ハック大学 ぺそ氏による『仕事に追われず自分の時間を確保する』がおすすめです。ハック大学 ぺそ氏は、チャンネル登録者数27万人超えのYouTubeチャンネル「ハック大学」で時間管理や業務の効率化といったビジネスに役立つ動画で人気を集めている人物。

 本書では動画で好評だったテーマ、なぜ時間が足りなくるのかを解説し、ちょっとしたマインド改革と方法で「仕事の時間不足を解消する」ワザを教えてくれます。仕事の優先順位が分からない人、メールの返信対応だけで数時間かかってしまう人に読んでもらいたい1冊です。

 仕事でいつまでも同じ問題にとらわれがちな人は、無意識に多くの時間を費やしてしまっています。そんな不要な時間をバッサリ切り捨てられるポイントがあります。

※本作品は書籍『仕事に追われず自分の時間を確保する』(ハック大学 ぺそ/ポプラ社)から一部抜粋・編集しました

仕事に追われず自分の時間を確保する
『仕事に追われず自分の時間を確保する』
(ハック大学 ぺそ/ポプラ社)

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「コントロールできないこと」を考えなければ自由な時間が増える

 不要なタスク以外にも、やめるべきことはいろいろとあります。
 その筆頭が「考えても仕方ないこと」。少し解像度を上げると、「コントロールできないこと」は考えても仕方ないと思っています。

 コントロールができないということは、解決法をいろいろ考えたとしても結局〝コントロールできない〟ので、そのことについて考えるだけ時間は無駄です。
 わかりやすい例は「天気」「景気」「ニュース」「他人の感情・行動」など。自分がコントロールできることではないので、それについては考えても仕方ないはずです。

 私たちは、コントロールできないことほど悩みがちです。
 解決策が見つからなかったり、解決策があっても自分ではコントロールできなかったりするからこそ、モヤモヤと悩み続けてしまうのです。

 自分が悩んでいると気づいたら、その原因がコントロールできるかできないかを考え、コントロールできないなら無視するくらいがおすすめ。
 コントロールできることに時間を使ったほうが事態が好転する可能性も高まるのではないでしょうか。時間は有限なので、なにに集中すべきかを決めることが大切です。
「コントロールできないことは考えない」と振り切れると、ストレスを感じる機会がへり、精神衛生上の高い効果も望めます。

 ここまでの理屈はわりと理解しやすいと思う一方で、実際に実行するとなると難しいと感じる人も多いでしょう。
 実際はそんなに難しいわけではなく、「コントロールできるだろうか?」と考える訓練を続け、クセにすればいいだけです。
「モヤモヤと悩んでいるとき」は、自発的に考えようと思って悩んでしまっているというより、気づいたら悩みについて考えてしまっている状態でしょう。

 そんな「悩んでいる状態」に気づいたら、考え続けるのはやめて、とりあえず「これはコントロールできる問題だろうか?」と自問自答すればいいのです。それがクセになれば自ずと、「コントロールできないことは考えない」のが当たり前になります。

<続きは本書でお楽しみください>

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