23歳童貞が一目ぼれしたのは都会の自由な女性…切ない恋の行方は――夏目漱石『三四郎』

文芸・カルチャー

2018/9/13

『三四郎 (新潮文庫)』(夏目漱石/新潮社)  熊本の高等学校を卒業し、東京帝国大学に合格した真面目な主人公の三四郎は、23歳だが女性経験がない田舎者。女性と共に相部屋で一晩を過ごすが、気を遣うばかりで手も触れず、「度胸のない方ですね」と別れ際に言われる始末。  東京の喧騒に辟易していた三四郎は、自由気ままで美しい美... 続きを読む