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仮面

仮面

仮面

作家
伊岡瞬
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-30
ISBN
9784041095928
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誰にも見せない、“仮面”の内側……人間心理に斬り込むクライムサスペンス《伊岡瞬インタビュー》

 人は誰しも、仮面をつけて生きている。他人には見せない素顔、心の奥の触れられたくない領域。伊岡瞬さんの新作は、そんな仮面の内側に迫るクライムサスペンスだ。

(取材・文=野本由起 撮影=干川 修)

「凶悪事件の裁判が結審すると、情報番組のコメンテーターが『心の闇は明かされないまま終わりました』などと言いますね。でも、心の闇なんて誰が覗けるでしょうか。たとえ家族といえども、心の内側までは絶対に覗けない。それを仮面というのであれば、人はみな仮面を被っていることになります。前作『本性』からつながるテーマではありますが、別の角度から人間の仮面について描いてみようと思いました」  登場人物の中でも、もっとも謎に満ちた存在が三条公彦だ。彼は、読字障害というハンディキャップを抱えながらも、アメリカの名門大学に留学した経歴を持つ作家・評論家。帰国後に出版した自叙伝がベストセラーとなり、現在テレビ番組のコメンテーターとして人気を集めている。 「読字障害は、文字を認識するのが苦手という特徴を持ちます。“障害”という名称がついていますが、例えば歌が下手な人を障害とは呼ばな…

2021/7/6

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仮面 / 感想・レビュー

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starbro

王様のブランチのBOOKコーナーで紹介されたので、読みました。伊岡 瞬、初読です。誰もが少なからず被っている仮面、スリリングな内容で快調に飛ばしました。犯人がバレバレなだけに、最期にサプライズがあれば、もっと高評価につながったと思います。ショーンKの経歴詐称事件を想い出しました。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/6009

2021/08/19

旅するランナー

仮面をつけた野郎たち。韓国映画っぽい、ダークでグロい軽快さを感じる、クライム小説。心イラつかせる展開だが、宮下刑事の一貫した誠実さで中和されます。犯罪者の流れるような破滅への道が楽しめます。

2021/10/05

いつでも母さん

この世は仮面舞踏会。ならば誰よりも軽やかに優雅に最期まで舞えよ!正直言って気持ちの座りが不快な奴らばかりだった。生きていると仮面が必要なときはあるよね。見栄や保身、快楽や人を陥れる為の仮面ばかりはゲンナリする。ましてや隠すために殺すな!ムカムカした気持は宮下刑事の言葉で救われる。そこにたどり着くまでが兎に角我慢だった。伊岡さんだものね。宮下刑事お久しぶり、又どこかで会えると良いな。

2021/07/28

まちゃ

刑事、犯人、被害者それぞれの視点での章立てはスピード感があって、引き込まれました。「ノンストップ・クライムサスペンス」ということでしたが、ラストは足早で少し物足りなく感じました。読字障害を抱えながらも作家・評論家として活躍する三条公彦。行方不明の主婦・新田文菜の捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、白骨遺体で発見された宮崎璃名子と文菜のつながりに気づく。そこから浮かび上がってくる三条との関係、そして明らかになる仮面の下に隠された三条の別の一面。

2021/08/12

のぶ

最後まで読み通してタイトルの「仮面」の意味が分かった気がした。本作は三条公彦という人物を中心に展開していく。読字障害というハンデを持ちながらアメリカ留学後、作家や評論家として活躍している。そんな人物の周辺でパン店経営者の妻の白骨遺体が発見される。一方で、新田文菜という女性が行方不明となる。捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、次第に事件の全貌を掴んでいく。この展開がサスペンスを盛り立てるが、自分は登場人物の何人かに共感が持てず、作品に深く入り込んでいく事ができなかった。決してつまらない物語だとは思わないが。

2021/08/22

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