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赤い部屋異聞 (角川文庫)

赤い部屋異聞 (角川文庫)

赤い部屋異聞 (角川文庫)

作家
法月綸太郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-05-23
ISBN
9784041133217
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赤い部屋異聞 (角川文庫) / 感想・レビュー

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yukaring

古今東西の名作ミステリを法月さんがオマージュした物語。しかしただのオマージュではなく法月さんらしいウィットを利かせて再構築したストーリーはどれも極上の仕上がり。表題作の『赤い部屋異聞』は江戸川乱歩の「赤い部屋」から。法に触れない安全至極な殺人を繰り返して99人の命を奪ったと豪語する男の運命はいかに。乱歩の世界観を踏襲しながらブラックユーモアを利かせたオチには瞠目。ウールリッチのオマージュ『砂時計の伝言』も20ページ程度の短さながら意表をつくラストが面白い。どれも懲りにこった仕掛けに舌鼓を打つ絶品短編集。

2023/07/15

名作のオマージュ。表題作は何かで読んだ。法月綸太郎先生の作品は久しぶりだったけど面白かったな。

2023/06/03

マツユキ

法月さんの短編を読むのは初めて。オマージュとなった作品はどれも読んでいませんでしたが、問題なく読めました。ミステリ好きとしてはもちろん、怪奇、SF好きとしても楽しめる作品でした。

2023/12/06

マッちゃま

久しぶりの法月さん。本書は古今東西の個展名作推理小説をオマージュした9つの短編集。たとえ元ネタを知らなくても楽しめる内容なので安心して読んでみてください。江戸川乱歩をオマージュした表題作から一気に心をつかまれて、一作づつ読み進めました。ここのところ法月さんの作品は僕の理解力が追いつかず、きっと楽しみを込めたであろう部分が楽しめなかった作品が続いていたのですが、本書を読んでみてよかったです。またこういった感じのエンタメ的にも伝わりやすい内容のミステリを書いて欲しいなぁ〜と思うのは僕だけなんでしょうか?

2023/07/24

ちょん

オマージュ短編集だったのですが原作がいまいちピンとこず。ちょっと勿体ない読み方をしてしまったなぁ💦‬でも「葬式がえり」「まよい猫」はインパクト強くて面白かったฅ^•ω•^ฅ

2024/05/04

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