人生はいつもちぐはぐ (角川ソフィア文庫)
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人生はいつもちぐはぐ (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー
to boy
初の鷲田さん。新聞や雑誌に載せたものを集めたエッセー集。文章は読みやすいのですが、あまりにも短すぎて内容に面白味を感じませんでした。もう少し突っ込んだ考えを聞かせてほしかったという印象。
2017/05/05
さや
人と相性があるように、ことばとも相性がある。鷲田清一さんのことばとはどうやら相性がいいようだ。心のこもったことばたちが私に触れて、私のこころが動き始める。常にただよい形を変える思想の一瞬の断片をつないだエッセイ集。鞄に入っているといつもより少し楽に、穏やかに生きることができそうな気がする。
2017/11/07
静かな生活
今まで遠目で見てきた鷲田清一による取り止めもない散文集なんですが、これは凄い、これこそ「批評」な気がする。ポストヒューマンだとか反出生だとかいう言説が「所詮人間のこと」だということが痛感させられます。こう言うのもなんなんですが、鷲田さんには長生きして欲しい
2022/03/05
きょ
書かれていることは、いつもの鷲田さんの持論かもしれない。他の著書にも出てくる内容もある。けれど、やはり私はこの方の文章が好きだ。人の心に分け入り、いろいろな考え方を噛み砕き、決して声高に反論したりせず、大らかに語る。ちぐはぐだって、モヤモヤだって人生だ。心の底の部分で、憧れるじぶんを見失わなければいい そう思わせてもらえる。
2016/12/08
mako
新聞等に掲載された短い文章を集めた一冊。読みやすい文だが重みがあり、読了に時間がかかった。そしてパラパラと振り返ってページをめくると、また新たな発見が・・・。
2024/02/19
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