月と太陽 (講談社文庫)
月と太陽 (講談社文庫) / 感想・レビュー
ソラ
短編集。前半の短編3つ、特に『ホリデイズ』の雰囲気が良かった。核として書かれたであろう『絆』は結局のところあまり理解できなかった…。読解力不足を痛感
2015/11/04
yamakujira
飛行学校の教官を勤めるパイロットが語る「ホリデイズ」、故障した人工衛星を見守る「真夜中の通過」、タイムマシンをめぐる「未来からの声」は、どれも読みやすいけれど、SFなのに純文学っぽいテイストで物語はつまらない。次の「絆」は、デジタル化した社会を変革する異能のシャム双生児の成長を日食とからめて物語るSFで、数ページ読むだけで睡魔に襲われて苦労した。最後の「瞬きよりも速く」はサスペンスフルな雰囲気を生かせない結末にがっかり。あくまで好みだけれど、久しぶりに読んだ時間を悔いる読書だったなぁ。 (★☆☆☆☆)
2021/07/04
りゅりゅ
最初の飛行機乗りの話が好き。まったく知らない用語の羅列ばかりなのに、なんとなくかっこいい。好きな文体。
2019/05/10
anri0912
理系的な知識が全くないので、私には難解な小説でした。 内容は理解するのが難しかったのですが、雰囲気は好みで、訳もわからず何故かスラスラと読み進められました。 不思議な読了感。
2018/12/11
Nabe
辻村深月さんの帯に惹かれて購入。5編の短編集。月と太陽という書名からわかるように空や宇宙がテーマかな。特に「絆」が印象的でした。今ある概念が近未来で発展した科学によって変わっている、変わっていくのは面白かった!
2016/01/12
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