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天国大魔境(5) (アフタヌーンKC)

天国大魔境(5) (アフタヌーンKC)

天国大魔境(5) (アフタヌーンKC)

作家
石黒正数
出版社
講談社
発売日
2020-12-23
ISBN
9784065217252
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「天国大魔境(5) (アフタヌーンKC)」のおすすめレビュー

謎解きと鮮やかな伏線回収が気持ちいい! アニメ化で話題の近未来SF冒険譚『天国大魔境』

『天国大魔境』(石黒正数/講談社)

 荒廃した近未来の日本を、少年・マルと“おねえちゃん”ことキルコのふたりが旅するアドベンチャーコミック『天国大魔境』(石黒正数/講談社)が今アツい。

 2018年から連載が開始し、2019年には「このマンガがすごい!」のオトコ編第1位を獲得。すでにある程度の知名度があったのだが、この2023年春にTVアニメ化され、一気に話題になっている。アニメの話数を重ねるにつれて、原作未読の人々は引き込まれていき、原作ファンは映像と演出において驚いているのである。

 かく言う私は原作未読であったが、アニメの2話を見た時点で我慢ができず、単行本を揃えてしまった。そうさせる魅力がこの作品にはある。

 廃墟のビルが残る世界を、バディ(相棒)の男女が旅する物語。一見、王道な冒険譚ではあるが作品の構造は複雑で、作中には多くの謎や伏線がちりばめられている。ただ本作の魅力は謎解きだけではない。他にもストーリー展開、世界観、設定、そして生き生きとしたキャラクターたち、これらすべてが読者をぐっとひきつける。

 なお、できる限り謎解きにならないよう紹介…

2023/6/10

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天国大魔境(5) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

眠る山猫屋

園長の邪悪さがギュラギュラ輝いてるぅ!!おっかねぇ!一方マルとキルコはジューイチの子供探しに東京圏を出てイバラキにある教団施設へ。事態はすんなり進むものの、ジューイチの子供は異形の力を身につけていて・・・。ここらで退場かと思われた情報屋ジューイチ、このままでは終わらないよなぁ。そしてキーパーソンのひとり・露敏に追い付いた!

2020/12/27

JACK

☆ 2つの世界の物語が同時進行で描かれるSFサバイバルマンガ。崩壊した近未来の日本で「天国」と呼ばれる場所を探すキルコとマルの物語と、「天国」と呼ばれる謎の学園に集められている子供たちの物語。どちらも全貌はまだ見えず、不気味な展開が続きます。Webで読んだ記事で、作者の石黒先生がこの作品はAKIRAを意識して描いていると語っていました。確かに絵柄は寄せていますが、物語はAKIRAとはまた違う面白さを持っています。早く続きが読みたいマンガの1つです。

2020/12/25

なつみかん

種豚11号がね、初登場で思ったより〝味〟があった。

2023/06/23

TaHi

2つの世界の関連付けが明らかになりつつあり面白くなってきた。今後高原学園の陰謀がどう展開されるのか楽しみ!

2020/12/29

ソラ

だんだん2つのストーリーが交わりそうになってきていて早く続きを読みたい。

2020/12/31

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