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天子蒙塵 4 (講談社文庫)

天子蒙塵 4 (講談社文庫)

天子蒙塵 4 (講談社文庫)

作家
浅田次郎
出版社
講談社
発売日
2021-06-15
ISBN
9784065228401
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天子蒙塵 4 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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あきぽん

ラストエンペラー溥儀が満洲国皇帝になるのがラスト。溥儀夫妻の「孤独」「不幸」ついて考えてみる。それはきっと自分の行動を自分で意思決定する自由がないことだろう。インテリジェントではない自分には難しすぎた。「蒼穹の昴」はもっと読みやすかった記憶が…・

2021/12/06

Die-Go

流転の人生を送る溥儀。その哀愁漂う中、日本軍との思惑は乱れに乱れる。玲玲の最後の行動は衝撃的だった。 ★★★★☆

2023/01/22

yamatoshiuruhashi

全般に暗鬱とした調子。「軍閥」と言う単語が頻発するが、ある意味中国大陸の歴史そのものである。「蒼穹の昴」に比して物語としての面白さが随分減じていると思う。「蒼穹の昴」以来の続編を期待する気分が出ない。

2021/07/04

Book Lover Mr.Garakuta

蒼穹の昴シリーズ第五部完結。面白かった。国際情勢の様々な状況に於ける駆け引きか面白いこと。シリーズ第6部兵諌も、文庫書籍で読みたいですね。

2021/06/20

かわうそまん

満州国が帝政に移行し、溥儀が即位の儀式に史了と春児を従えて臨むところで物語は終了。紫禁城を追われた溥儀が紆余曲折を経て新京に流れ着き、傀儡とはいえ新たな国の帝位に就く物語はなるほど確かに天使の蒙塵だった。誰もが列席を拒んだ即位の儀式で溥儀に付き従ったのが蒼穹の昴の主人公だった史了と春児だというのが非常に印象深い。また、終章でかあさんによって語られる貧しい兄弟の物語が蒼穹の昴シリーズを長く追いかけてきた身としては胸を打つものがあった。

2023/01/02

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