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朝日文庫時代小説アンソロジー『めおと』

朝日文庫時代小説アンソロジー『めおと』

朝日文庫時代小説アンソロジー『めおと』

作家
青山文平
朝井まかて
浅田次郎
宇江佐真理
藤沢周平
山本一力
大矢博子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2023-11-07
ISBN
9784022651242
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朝日文庫時代小説アンソロジー『めおと』 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

年末から小間切れ読書になりつつ新年最初の読了本。豪華ラインナップが連なる武家夫婦と町人夫婦アンソロジー6編は、既読もあったが面白く読んだ。中でも宇江佐さん『夫婦茶碗』藤沢さん『泣かない女』どちらもラストが好みだ。山本さんの老老介護を描いた『西應寺の桜』は経済的に余裕の有る夫婦だから··なんて隣で寛ぐ夫を眺めつつ、自分達夫婦の遠くない老後を想像してしまった次第(汗)

2024/01/03

けやき

様々な夫婦模様を描いた時代小説のアンソロジー。浅田次郎の「女敵討」と藤沢周平の「泣かない女」は既読済み。青山文平の「乳付」が特によかった。

2023/11/16

baba

豪華な執筆陣のアンソロジー。武家物、市井物それぞれの夫婦の有様が短編ながらずっしりと伝わってくる。特に青山氏、朝井氏、浅田氏、宇江佐氏は既読であるはずなのに、新鮮に浸ることが出来て、もう一度改めて読んでみたい。

2024/03/10

あかは

読んだことのない作家さんもいて、こういう短編集もいい感じです。はまりそう。1番響いたのはやはり藤沢周平さんですね。解説で引き算の文章とありましたが、まさにその通り!浅田次郎さんのはちょっと変わった始まりと終わりでした。

2024/04/14

ひさか

オール讀物2012年9月号青山文平乳付、小説現代2017年9月号朝井まかて蓬莱、中央公論2005年9月号浅田次郎女敵討、小説NON2011年11月号宇江佐真理夫婦茶碗、問題小説1979年3月号藤沢周平泣かない女、小説新潮2008年3月号山本一力西應寺の桜、の夫婦をテーマにした6編のアンソロジー。既読だが、並べて読むと、いっそう感慨深い。大矢さんの解説に各話の魅力が、うまく語られている。蓬莱のミステリアスさと乳付の家族の会話が興味深く面白い。

2024/02/19

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