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謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫)

謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫)

謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫)

作家
高野秀行
出版社
集英社
発売日
2017-06-22
ISBN
9784087455953
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「謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫)」のおすすめレビュー

ソマリアに「ラピュタ」がある!?  海賊、イスラム過激派、民主主義国家……辺境を旅するノンフィクション作家の衝撃ルポ

『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(高野秀行/集英社)  ソマリアと聞くと、まずは「無政府状態の国」「世界で最も治安が悪い国」というイメージが浮かぶのではないだろうか。外務省の危険情報もつねに最高レベル、地図は全域真っ赤である。しかしそんなソマリアに、民主主義の独立国家なる地があるという。その名も「ソマリランド」だ。

『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(集英社)の著者である高野秀行氏は、「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それをおもしろおかしく書く」がモットーのノンフィクション作家である。早稲田大学探検部出身の、筋金入りの探検家だ。彼によるソマリランドのルポは、次の一文から始まる。

「宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』というアニメをご存じだろうか。」

 紛争地帯の真っ只中にある謎の平和国家を、著者は「ラピュタ」とたとえる。しかしソマリランドは国際社会では国家として認められておらず、巨大化した武装勢力が国家のふりをしているだけとの認識も根強いというから、ますます…

2017/9/16

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謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

第35回(2013年)講談社ノンフィクション賞。 無政府状態が続く ソマリアで 十数年も平和に暮らすソマリランドの不思議を 取材した作品である。 未確認国家ソマリランドを巡る冒険 …著者の無類の探検好きが 文体に踊り、 大変楽しい。民族対立を 源平の戦いに なぞらせながら、著者も 我が道を行っている、 そんな作品だった。

2018/07/23

岡本

この本を手に取るまではソマリアをただの無法国家だと思っていた。しかし今では知人の誰よりもソマリアに詳しくなったといっても過言ではない。解説にもある様にノンフィクションながら笑える要素が多く、比較的厚い本書も飽きる事なく読み進める事が出来た。多くの人にこの本が読まれ、ソマリランドを知る人が増えることを願うばかりである。

2018/12/12

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

ソマリアと言えば、無政府状態で激しい内戦、海賊のイメージしかなかったが、その中で奇跡的に和平が保たれ「国」として機能している地域があるという。それがソマリランドだ。いつもながら高野氏のルポは面白い。視点がそこに暮らす人々の目線であるからだろう。それでいながら、「リアル北斗の拳」状態のソマリアの中で、なぜソマリランドだけが和平を保たれているのか?今なお残る氏族のシステムとの関係性の考察などもあって実に興味深い。新聞やテレビでは知り得ることができないソマリアを知ることができた。文句無しの五つ星です。★★★★★

2017/07/19

TATA

アフリカの地図を見てみましょう。右側に尖った角みたいなのがありますよね。ここがソマリア。実はここにはプントランドとソマリランドという地図に載っていない国があったのです。海賊国家のプントランド、そしてなぜか民主政治が達成されたソマリランド。この本を読めば世界でソマリアに詳しい人上位千人に入れます(多分)。さて、読後何を思ったかロンドンからソマリランドの首都ハルゲイサまでフライトチケットを調べてみました。アジスアベバ経由で行けます。それも手頃な値段で。でもなあ、うーん。

2018/09/14

鱒子

「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリア国。その国内に存在する平和の楽園「ラピュタ」ソマリランド国とは? 東アフリカ民族問題を日本史になぞらえて解説するので、頭に染み込みやすいです。それでも訳わかんないとこは多かったですが、民族問題を一読で理解できないのは当たり前、そのうち再読します。本作中で高野さん、国際指名手配されそうな不穏な計画を立てますが、やっちゃダメ 絶対!さて次は「恋するソマリア」へGO!

2018/08/16

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