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まんが親 (1) (ビッグコミックススペシャル)

まんが親 (1) (ビッグコミックススペシャル)

まんが親 (1) (ビッグコミックススペシャル)

作家
吉田戦車
出版社
小学館
発売日
2011-11-30
ISBN
9784091838544
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「まんが親 (1) (ビッグコミックススペシャル)」のおすすめレビュー

イクメン以上!? コミックエッセイに学ぶ育児を楽しむ父親になる方法

『まんが親』(吉田戦車/小学館)  3歳児の親である私は、勤務先のママさんたちから「イクメンだね」という言葉をもらう。

 だがその言葉は額面通りには受け取れない。確かに帰宅後の育児ルーチンはこなし、家事も手伝い、土日は妻を休ませるため子供と二人で外出もする。でも正直私にはこう聞こえている…。

「イクメン(なんて男性は少し育児や家事をするだけでイマドキの誉め言葉をもらえているん)だね」

 ネガティブすぎる? いや、育児に積極的な父親こそ決して調子に乗るべきではない。妻の精神的な負担の話に耳を傾け、勤務先のママさんたちの苦労を聞けば、イクメンなどというおキレイな言葉は、どう考えても今の日本の育児・家事を含めた家庭生活にそぐわないと思えるはずだ。

 ただ私はひそかに楽しんでいる。育児と家事を楽しめている。楽しんでやるなんてとんでもない! 辛さが圧倒的! そんなママたちが多数であることは知っている。だからこれは妻にも言わない私の秘密だ。

 ここで自分が育児を楽しんでみたいと思った大きなきっかけを紹介しよう。 それが吉田戦車氏のコミックエッセイ『まんが親』(小学…

2018/1/13

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子育てに協力しないパパにも読んでほしい! 父親目線の育児コミックまとめ

 時にはつらく、時には楽しく、気がつけば幸せ。そんな愛する我が子との日々を描いた、育児漫画の中でも、本稿では、パパの立場で描いた作品を紹介したい。

 今まさに育児にコミットしている張り切りパパ、どうしたらよいのかわからずオロオロするばかりの新米パパ、悩みまくって不安にさいなまれているシリアスパパ、そしてこんなパパと一緒に育児をがんばろうとしているママたちにもぜひ読んでほしい。

このまとめ記事の目次 ・親バカと言われますが、自覚はありません ・まんが親 ・よんこまのこ ・はじめて赤ちゃん ・プロチチ ・ヨチヨチ父 とまどう日々

■家事と育児にフルコミット! 娘にぞっこんの漫画家パパ

『親バカと言われますが、自覚はありません』(丸本チンタ/KADOKAWA)

 大人気の育児日記ブログ「イクメンパパはエロ漫画家」(現在は改題)を書籍化したのが『親バカと言われますが、自覚はありません』(丸本チンタ/KADOKAWA)だ。不器用パパ&わんぱく娘の成長日記で、「わがまま娘」のもっちゃんと、「当時ほぼ無職だった」パパチンくん、「仕事をバリバリこなす会社員」ママ。この3…

2018/10/28

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まんが親 (1) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★★あの吉田戦車が育児マンガだって?!不条理ギャグにさらされる赤子が居るかと、覗いてみた。いやさ…、うん、他の作品も好きだけど、これも好きだ。育児マンガなんて、何年ぶりに読んだかな。深秋の窓越しに入る暖かな陽射しに温(ぬく)められて、じんわり沁みる。全巻読むと思う。

2015/10/27

AKIKO-WILL

伊藤理佐さんの方は4歳まで読んでましたが一緒に読めばもっと楽しかったかも?旦那さんが吉田戦車さんで名前や何となくカワウソ?みたいなキャラを描いていたのは知ってましたが、初めて吉田戦車さんの本を読みました。お母さん目線の子育てとお父さん目線の子育てはやっぱり違うし、面白い!赤ちゃんがこちらのがリアルな感じがします。産後ケアで家事をしてくれた著者は、ステキですね。これもシリーズだから全部読んでみたい。ボウフラと格闘する吉田戦車さんはウケた。スズメが…スズメに見えない笑

2016/09/27

Kawai Hideki

吉田戦車のイクメンエッセイまんが。嫁さんの友人から嫁さんの誕生プレゼントにいただきました。うちに娘が生まれる前に、何話かは連載中に読んでいたのだが、改めて読んでみると、ニヤリとできる話が増えていてよかった。一巻でひとつ歳をとり、あっという間に立ってしゃべるようになっている。うちのもそうなるんだろうか。にわかには信じがたい。途中で東日本大震災があり、岩手県出身者かつ子の親として、何かせずにいられない所に好感が持てる。エッセイとして、エピソードを選びつつも、素のままの作者が出ていてすごいなあと思う。

2013/07/13

北杜夫そっくりおじさん・寺

2巻を先に読んでしまい、遅ればせながら1巻を読む。バツイチ同士の再婚漫画家夫婦・吉田戦車&伊藤理佐の間に女児が生まれる。その育児エッセイ漫画だ。当時吉田45歳、伊藤39歳。よく頑張ったと思う。まずいつもながら吉田戦車は絵が面白い。そして内容ももちろん面白い。私は未婚なので勉強になる。風呂場で先妻との間の子と新しい我が子を思って号泣する姿が切ない。万感の思いがあろう。間で東日本大震災も挟まる。漫画家達もボランティアに行っていたのだなぁ。娘さんも見事に子供らしくて笑ってしまう。幸せであります様に。

2015/03/19

gtn

「伝染るんです。」の印象しかなかった作者が、真面目に育児を行っていることが意外で新鮮。初めて言葉を発した頃が一番かわいかったことも本書で思い出す。

2020/08/30

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