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鳥と港

鳥と港

鳥と港

作家
佐原ひかり
出版社
小学館
発売日
2024-05-29
ISBN
9784093867191
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鳥と港 / 感想・レビュー

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もぐもぐ

入社9ヶ月で会社を辞めたみなとと不登校の高2の飛鳥。それぞれ生きづらさを抱える二人が、公園の草むらに埋もれた郵便箱がきっかけで出会い、文通屋「鳥と港」を始める。理想と現実の狭間で揺れ、落ち込んで、めげて、また前を向くみなとの姿に共感するところが多かったです。スマホで簡単にやり取りできる時代だからこその、手書きの手紙の温かさが伝わってくる話でした。こんな文通サービス、現実にあったらやってみたい😊 #NetGalleyJP

2024/05/29

ぼっちゃん

会社になじめず9時か月で退職した主人公と不登校の高校生が、草むらの郵便箱で手紙のやり取りをしだし、これを仕事にしたいと文通屋を始める物語。主人公の自分のことは棚に上げての言葉が少しイライラする部分もあったが、大人なので保険や年金なのどのお金も支払わなければいけない生活への焦りとアルバイト感覚の高校生の合わない部分をお互い理解し歩み寄ろうとする姿は良かった。

2024/06/15

よっち

大学院を卒業後、新卒で入社した会社に馴染めず、九ヶ月で辞めた春指みなと。退職してからも次の仕事を探せない彼女が、公園の草むらに埋もれた郵便箱を見つける物語。見つけた郵便箱を介した文通が始まって、相手が意外にも高校2年生の不登校児だったと気づいて、その飛鳥と「文通」を「仕事」にすることを考えついてクラウドファンディングに挑戦する2人。けれどワクワクするような高揚から落ち着いてみると立ち位置の違いゆえのすれ違いも起きましたけど、それでも相手のことを知ろうとして大切にしたいと思うその関係がなかなか良かったです。

2024/06/10

ぽてち

大学院卒業後、入社した会社を9ヶ月で辞めたみなと。仕事への不満以上に会社に所属することが向いていなかったのか。悩み続ける彼女はある日、公園の草むらに隠れた郵便箱を見つける。中には不特定の誰かに宛てた手紙が入っていた。その手紙の送り主・飛鳥との文通が始まり、やがて新たな挑戦に繋がっていく。主人公のみなとの行動や考え方がいちいち気に障り、なかなか苛々させられた。反面、自分を振り返ってみると、多かれ少なかれ当てはまる部分もある。読み進むうち、みなとは自分の欠点に気づき成長していく。その姿がとても好ましかった。

2024/04/27

ゆみのすけ

佐原さんの文章が好き。書き出しから惹かれた。院卒で入社した会社が合わず9ヶ月で辞めたみなと。高校に馴染めず不登校の飛鳥。公園の草むらに埋もれていた郵便箱。そこにあった手紙がきっかけで、知り合い「文通屋」を始めた2人。2人で始めた新たな仕事に喜び、悩み、ぶつかり合い、でも前に進む。仕事について考えさせられた。好きが仕事になり、給料もそれなりにもらえたら最高。だけど、嫌な仕事でも給料のためにやっている人。給料は少ないけど、好きだからしがみついている人。そういう人はきっといる。2人が出した答えに勇気をもらえた。

2024/06/09

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