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人間の進歩について 小林秀雄全作品〈16〉

人間の進歩について 小林秀雄全作品〈16〉

人間の進歩について 小林秀雄全作品〈16〉

作家
小林秀雄
出版社
新潮社
発売日
2004-01-01
ISBN
9784106435560
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人間の進歩について 小林秀雄全作品〈16〉 / 感想・レビュー

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Haruka Fukuhara

湯川秀樹との対談を収録。湯川を科学者として小林を何と呼ぶか難しいところだが、文学者か批評家か。何にせよ二人の真摯な探求者の問題意識がよく噛み合って質の高い対話になっている。戦後すぐ、まだ占領下にある時代だろうか。

2017/04/30

masanari

湯川との対談は物理の専門の話で理解できなかったが、正宗白鳥との対談は興味深かった。大先輩の正宗に対して、本売れませんねと悪口叩きつつも、そこかしこに尊敬の念が感じられて微笑ましい。

2021/11/18

MatsumotoShuji

040127

 

再読。湯川秀樹との対談や正宗白鳥の対談が収録されている。湯川が言うように、物理学における観測も(或いは、それ故に?)「信仰」的な次元に至ってしまうということ、恐らく、それは、小林にしても凡ゆる文学的潮流を「様々な意匠」として相対化させることで「もの」そのものを摑み出そうとしたことに似ている。むしろ、両者とも「形式化の諸問題」(柄谷行人)として同時代的な問題の圏内にいたことの証左だろう。白鳥との対談は、むしろ、白鳥の発言の方が面白い。藤村は本当に小説が下手だったとかw

2023/08/19

gasamiken

難しい 湯川さんとの対談ではやはりどちらも譲らない しっかりとした持論があった 人類の進歩とは!?

2019/02/04

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