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真説 ラスプーチン 上

真説 ラスプーチン 上

真説 ラスプーチン 上

作家
エドワード ラジンスキー
Edvard Radzinsky
沼野充義
望月哲男
出版社
NHK出版
発売日
2004-03-27
ISBN
9784140808573
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真説 ラスプーチン 上 / 感想・レビュー

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獺祭魚の食客@鯨鯢

 帝政ロシアの崩壊を早めた怪僧ラスプーチンは女帝孝謙天皇を誑かした弓削の道鏡を思わせる。オウム真理の麻原にも似ている。  ロシアという国は時折、レミングの集団自殺のようなことを引き起こす。ロマノフ王朝の後にはスターリンが現れる。  自壊するのは勝手だが、自爆テロリストのように身近連れに核ボタンを押して地球を破滅させるのだけは阻止しなけばならない。

2022/05/03

yurari

ロシアの怪僧ラスプーチン。新たに発見された文書から彼が何者だったのかを紐解く書。ラスプーチンを寵愛した皇后アリクスは知識もある賢い女性だったのに、すっかりラスプーチンに取り込まれてしまった。これは、ラスプーチンが皇后の希望を汲み取り予言として代弁したから。戦争反対の姿勢を貫いたラスプーチン(皇后の代弁者だったからか、自らの信念なのかはよく分からず)、サラエヴォでの事件から2週間後に彼は殺されかけるのだが、これがなかったら第二次世界大戦は起こらなかったのか?歴史に「もし」はないけれども考えさせられる。

2022/05/28

ナイ神父

革命後の非常委員会で、ラスプーチンの味方側が証言した内容を目玉とした本。時系列飛び飛びなので、整理して考えるには少し苦労するかも。

2013/09/19

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