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文豪お墓まいり記

文豪お墓まいり記

文豪お墓まいり記

作家
山崎ナオコーラ
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-22
ISBN
9784163909707
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あらすじ

終戦の前日、永井荷風と谷崎潤一郎がすき焼きを食べた。
あの文豪を、もうちょっと知りたい。
二十六人の作家と出会う、お散歩エッセイ!

永井荷風(先輩作家)と谷崎潤一郎(後輩作家)は七歳差です。
谷崎はデビューしたとき、先輩作家である荷風から自分の小説を褒めてもらえたことが嬉しくてたまりませんでした。
一九四五年八月十四日、二人は疎開先の岡山で再会します。終戦の前日に、谷崎は牛肉を手に入れ、すき焼きでもてなします。
……このように、文豪たちは互いに関わりながら生きていました。今は、お墓の中にいます。時代が違うので、実際には関われませんが、お墓には行けます。現代の作家が、昔の作家に会いにいきます。

二十六人の文豪たち――中島敦、永井荷風、織田作之助、澁澤龍彦、金子光晴、谷崎潤一郎、太宰治、色川武大、三好十郎、幸田文、歌川国芳、武田百合子、堀辰雄、星新一、幸田露伴、遠藤周作、夏目漱石、林芙美子、獅子文六、国木田独歩、森茉莉、有吉佐和子、芥川龍之介、内田百閒、高見順、深沢七郎。

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山崎ナオコーラさんと柚木麻子さんが金曜夜に語った! 女性の仕事と生活のホンネ

(左)柚木麻子さん(右)山崎ナオコーラさん

 3月8日(金)の夜、吉祥寺の書店BOOKSルーエの主催で、山崎ナオコーラさん作家デビュー15周年を記念するイベントが開催された。山崎さんはこのたび小説『趣味で腹いっぱい』(河出書房新社)とエッセイ『文豪お墓まいり記』(文藝春秋)を同時刊行。トークゲストに柚木麻子さんを迎え、年齢も近くともに小説家であるふたりが、女性の仕事と生活のあり方について語り合った。

山崎ナオコーラさん(以下、山崎) 柚木さんとは、作家仲間とのお花見やホームパーティーで知り合ったんですよね。最近ではご自宅にも遊びに行かせていただきました。

柚木麻子さん(以下、柚木氏) まさか来てもらえると思わなくてびっくりしましたよ。私、作家デビューする前からナオコーラさんの大ファンで、スクラップブックにいれていたくらいなので。

山崎 私も見せてもらいましたが、あのスクラップブック、すごい熱気ですよね。欲しい靴とか作家の写真とかいろんなものが混在していてシュールで。

柚木 そのときに好きなものや憧れているものをソニープラザのシールとともにひたすら貼りつ…

2019/3/21

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文豪お墓まいり記 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

タイトルそのままナオコーラさんがご主人やお母さま、編集者、時には西可奈子さんと文豪26名のお墓参りをするエッセイ。案内図まで付いている。ナオコーラさんによる各人の生い立ちや作品が読み易い。(名前だけで知らない作品の多いこと・・汗)立ち寄るお店(食べ物屋)も楽しい。有名どころは墓参の方も多いのね。作家も色々、お墓の在り方も各人それぞれで興味深かった。ナオコーラさんやご主人の『死生感』も伝わる。奇しくも今日は彼岸の入り。ちょっとこれはお勧めしちゃうな・・

2019/03/18

こすも

山崎ナオコーラさんが文豪のお墓まいりをするエッセイ。取り上げられている作家も山崎さんの文章も素晴らしい。作家論としても鋭い考察があり、読みたいと思う作家が増えること請け合いです。これは皆さんにお勧めしたい本。ぜひ!《本に出てくる26人の文豪たち》中島敦、永井荷風、織田作之助、澁澤龍彦、金子光晴、谷崎潤一郎、太宰治、色川武大、三好十郎、幸田文、歌川国芳、武田百合子、堀辰雄、星新一、幸田露伴、遠藤周作、夏目漱石、林芙美子、獅子文六、国木田独歩、森茉莉、有吉佐和子、芥川龍之介、内田百閒、高見順、深沢七郎

2019/02/26

りんりん

筆者が文豪の墓参りをする。文豪のエピソード、筆者自身のエピソードを交えたエッセイ。星新一の意外な素顔を書かれていて興味深かった。

2019/03/08

まろん

26人の作家と出会う、お散歩エッセイ!というテーマで実際に山崎ナオコーラさんが文豪のお墓まいりをしたエッセイ。一人ひとりの作家と自分の思い出や好きな著書、その文豪の素顔なども山崎ナオコーラさんらしく読みやすい心に響く文で書いてあった。心底尊敬してる姿が想像できるし読み手側も興味が持てた。読者というものについての良いこともたくさん書いてあったので再読したい。

2019/03/16

nozomu

ナオコーラさんが26人の文豪のお墓参りをし、人物像や作品に思いを馳せるエッセイ集。最寄でお花を買ったり、腹ごしらえをしたりと真摯にお墓参りに向き合う姿、同行した夫やお母様、津村記久子さんや西可奈子さんとの穏やかな会話のやり取りがいい。ナオコーラさんが、看取ったお父様や流産したお子さんを思い、新しい命を授かって生まれたお子さんと共にお墓参りするまでが、この一冊の中に込められている事も感慨深いし、回を重ねるごとにお墓参りの所作が自然に美しくなっていく様が見えるかのよう。今年は禅林寺に太宰治と森茉莉を訪ねたい。

2019/03/16

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