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肉体のジェンダーを笑うな (集英社文庫)

肉体のジェンダーを笑うな (集英社文庫)

肉体のジェンダーを笑うな (集英社文庫)

作家
山崎ナオコーラ
出版社
集英社
発売日
2024-02-20
ISBN
9784087446197
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肉体のジェンダーを笑うな (集英社文庫) / 感想・レビュー

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りょう

肉体的な性別の違いは生まれ持ってあるよね、でもそれで規定される社会的な後天的なものが自分には嫌だとかふさわしくないとか思うこともある。それを拒否する自由と、人権があるということもわかる。一方、生まれたくて生まれた訳では無い運命とか変えられないものについても、考える。肉体そのものは代わりがない。自分と他人を入れ替えることもできない。自由に生きるということと、どこまでも変えられるということは違う。いや、考えれば考えるほど、わからなくなるわ。

2024/04/08

もゆ

正直父乳の話で抵抗を感じている自分がいて、でもそんな自分に「肉体のジェンダーを笑うな」と怒り散らかしたい。哲夫も今日子も薫ちゃんを愛している親なだけなのに。理想の女性像、母親像を押し付けられるのは嫌がるくせに、2024年になっても自分の中にあるステレオタイプはなかなか払拭できていない。本当に恥ずかしい。人は誰も本当の意味での平太郎にはなれないかもしれないけど、わたしは学ぶことはやめない。

2024/03/13

なつみ

★2

2024/02/27

夏しい子

特に『キラキラPMS(または、波乗り太郎)』の後半がとても良かった。 どの作品も全体的に、女性側に理解を示そうとする男性と独立心のある女性の夫婦の話。 ちょっと変わったお話に感じるが、これぞジェンダー小説という満足感もあった。 どの作品の女性も忍耐力と包容力があるように思えたのは気のせいだろうか、それともリアルの女性たちが男性を見限るのが早いのだろうか。 とてもオススメの小説集です。

2024/03/16

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