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壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

作家
浅田次郎
出版社
文藝春秋
発売日
2002-09-03
ISBN
9784167646028
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壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2) / 感想・レビュー

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HIRO1970

⭐️⭐️⭐️⭐️浅田さん39冊目。国内の歴史物も流石に読ませます。浅田版新選組番外編とも言える上巻が終わってしまいました。幕末の志士の日常とそれぞれの個々人の背景、時代の大転換期の渦が翻弄する中でも心眼があるかの様な主人公は、意外な人物でありました。明治大正期に回想録インタビューをしながら徐々に見えてくる壬生浪では無い壬生義士の魅力。後編がますます楽しみです。

2016/10/05

Die-Go

再読。2017年一冊目。新選組監察、吉村貫一郎の生涯を浅田次郎の筆で追う。吉村貫一郎を彼にまつわる人々の口伝形式で評する。彼は父として、男として、武士として、そして何より人間としての生きざまをまざまざと見せてくれる。義に生きるとは。その答えは下巻で示されるのだろうか。★★★★☆

2017/01/03

yoshida

先に「永遠の0」を読了していたので、百田氏が本作に影響されたのだなと想像した。南部藩の足軽、吉村貫一郎は、学問を修め剣の腕を磨き、藩から実力を買われても「二駄二人扶持」の小禄は変わらない。三人目の子供を授かるが、家族を養うために脱藩し新選組に入り「人斬り貫一」と恐れられるほど働く。給金は殆どを家族に送金し、刀は細り着物にも頓着しない。彼は守銭奴ではなく、家族の為、仲間の為、信念を持ち行動する。吉村を慕う隊士や壬生の人々。京都から落ちる新選組を見送りに駆け付ける壬生住人士。人情味溢れ涙腺が弛む。下巻も期待。

2015/01/23

№9

浅田次郎を読むといつも思うのは、職人技ともいえる小説技法の巧みさだ。その時代を生きた人々の息遣いと人情の機微を少し冗長ではとも思わせるほどに丹念に丹念に描き重ねていくことにより、その時代や社会の様相を浮き上がらせていく。それは日本の工芸職人や下町の町工場の職工たちによって生み出される見事な製品を思わせる。上巻である本編は剣の達人であり人格者でもありながら守銭奴と蔑まれる吉村貫一郎のその謎が、彼と関わった人々それぞれの語りで明らかにされていく。新撰組隊士との斬り合いの場面なども読み応えがあり飽きさせない。

2014/02/04

抹茶モナカ

新選組の中で働きながら、守銭奴等人柄について陰口を言われた吉村貫一郎の生涯を、思い出話を語る口調で何人もの新選組員が語り継ぐ物語。浅田次郎さんの作品は少し苦手なのですが、頑張って読みました。歴史を題材にした小説は僕の知識不足から、どこまでがフィクションなのか判別できないのもあり、ちょっと苦手なのです。比較的、読みやすいかな。『永遠の0』の元ネタというのも、読むきっかけでした。

2015/11/01

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