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わたしはここにいる、と呟く。 (徳間文庫)

わたしはここにいる、と呟く。 (徳間文庫)

わたしはここにいる、と呟く。 (徳間文庫)

作家
新津きよみ
出版社
徳間書店
発売日
2010-09-03
ISBN
9784198932244
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わたしはここにいる、と呟く。 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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coco夏ko10角

「さがす」がテーマ、7つの作品収録の短編集。新津きよみさんの短編集いいよね。『忘れはしない』ズシリとくる。『思い出を盗んだ女』お土産のことがいい伏線に。この後どうなったんだろう…だけど、ここで終わるからいい。『その日まで』物語が一番面白かったのはこれかも。

2019/06/01

うめ

あたたかな読後感のものは少ないけれども、ひりつくような心の痛みや、人間の心のどす黒さなんかが短い中にもきちんとまとめられていた。

2017/05/19

まっ黒大魔王

失くしたものをテーマにした短編集。失くしものといっても、単純に物品や時間、人まで様々。どれも女性視点の短編で内容も似たり寄ったりと思いきや、それぞれの短編はそういったマンネリを全く感じさせない。同じ作者、同じテーマでここまでバラエティに富んだ短編集もそうない。隠れた名作かも。

2016/10/24

水生クレイモア

「探す」がテーマの短編集。「時のひずみ」と「思い出を盗んだ女」が私的ベストです。

2020/09/05

さくらんぼ(桜さんと呼んでね)

「さがす」をテーマにした短編集。わたしを探して/5歳の時に母に捨てられたのが心の傷となり人生の伴侶を吟味してしまう。時のひずみ/失せ物を探すのが得意な主婦の結婚指輪が失くなった。あなたの居場所/夢を持ちなさいと育てられた女性の行く末。忘れはしない/子供時代に受けたいじめを仕返したい 。思い出を盗んだ女/16年前に盗んだフィルムが巡り巡って。あの日あのとき/正義感から犠牲になった兄と事件の原因を作った女性。その日まで/運のいい女が人を殺害し時効目前まで逃げ続けるが。どれもちょっと後味が悪い感じの短編集。

2018/12/03

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