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ママの友達 (光文社文庫 に 14-11)

ママの友達 (光文社文庫 に 14-11)

ママの友達 (光文社文庫 に 14-11)

作家
新津きよみ
出版社
光文社
発売日
2010-02-09
ISBN
9784334747336
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ママの友達 (光文社文庫 に 14-11) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

母親や妻としての悩みなど女性の心理描写は読ませるものがあったが、サスペンスというほどハラハラすることもなく、あっさりと読了。表紙のイメージからざわざわぞくぞくを期待していたので、ちょっと残念。単行本の装丁ともかなり雰囲気が違うし、帯や内容紹介で損をしているようで勿体ない。

2019/08/05

ちょこまーぶる

読後にはストレスが溜まった一冊でした。主婦4人の学生時代の交換日記を元に綴ったサスペンスなんですが、原因は、絶対に4人の中の一人であるハセジュンが殺された犯人は初めから残り3人の誰かが関係しているもんだと思ってしまって、読後は「違うんかい!!」という感じでした。でも、3人の卒業後の人生はそれぞれに流転していて、年月が環境、生き方、価値観までもが学生時代からは変化しているけど、生前のハセジュンの行為を切っ掛けに、大人になった友人をそれぞれが認め合っていく姿が良かったですね。今後の3人の関係が気になります。

2022/09/19

カブ

差出人不明のまま、突然送られてきた中学生の頃の「交換日記」。同時に報じられた交換日記のメンバーの殺害事件。送られて来たことと事件は関係するのか?!交換日記がきっかけで、4人のそれぞれが浮かび上がる。40代となった彼女たちにもいろいろあるよねな話が最後まで読ませる。

2024/04/05

hit4papa

熟年にさしかかった3人の女性たちの苦悩が描かれています。中学の同級生の殺害事件を契機に彼女たちの今と過去が明白になっていくのですが、どこでも見られる人生でぶちあたる壁だけに、心を抉るようなリアルさがあります。著者の言葉の棘の使い方がとても巧みです。放たれた言葉を受けて、心を波立たせる人々の様子が目に浮かびます。彼女たちとともに、カっと血がのぼったり、ヘコんだりしてしまいました。本作品は、事件の謎解きが本筋ではなく、3人が過去を振り返えるきっかけにしかすぎません。タイムカプセルに似たノスタルジーを感じます。

2016/07/30

おれんじぺこ♪(15年生)

中学時代の交換日記がある日突然送られてくる。というところから始まるストーリー。 これは( ̄▽ ̄)!と思いつつ読み始めたけれど、なんかもの足りず。心理サスペンスと書かれていたけど、ゾクゾクするような気持ちにもならず(←変な趣味は持ち合わせておりません、念の為•笑)あっさり読了。同世代主婦の身近な悩みはなんとなくわかるけど交換日記、懐かしいなぁとは思うけど残念。

2018/01/22

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