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二重生活 (光文社文庫 お 19-11)

二重生活 (光文社文庫 お 19-11)

二重生活 (光文社文庫 お 19-11)

作家
折原一
新津きよみ
出版社
光文社
発売日
2016-01-08
ISBN
9784334772277
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二重生活 (光文社文庫 お 19-11) / 感想・レビュー

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mocha

探偵の元に「夫の単身赴任先での浮気調査」という依頼が持ち込まれる。本妻と愛人との「二重生活」がテーマかと思いきや…。すっかりしてやられた!冒頭のショッキングな殺人事件が、こんなふうに繋がってくるとは。折原一&新津きよみ夫妻の合作ということだが、どちらがどこを書いてているのかまったくわからない。というか、合作ということすら忘れて読んだ。再読したらまた見えてくるものがありそうだ。

2016/05/23

miww

ご夫婦の共作だそうで、どちらも初読みの作家さん。最初から妻と愛人との二重生活ってこんな単純なわけはないと注意深く読んだつもりだった。時系列が違うんだろうなぁ、と思っていたら登場する人も自分の思い込みで弓子の正体に???。そこから怒涛の謎解き‥いくつもの「二重生活」の意味にラストは唸りました。最初の殺人事件とそうつながるのね。なかなかの騙され方で面白かった。

2016/09/22

さっこ

ご夫婦の共作。どちらの良さも堪能できる作品。叙述もたっぷり張り巡らされていて楽しかったです。長野へ単身赴任している夫の二重生活を怪しんで、妻である女医が探偵事務所に依頼する。そして本当に隠されていた「二重生活」の意味が最後に明かされます。

2020/12/19

momi

作家夫婦共作ミステリー!!ふふふ…折原さんだから何か仕掛けてくると思っていたけど…やっぱり!そうきましたか!!「二重生活」の裏に隠されていた真相とは…。単行本から20年!古さを全く感じずに楽しめました!今回、講談社文庫より刊行されたものに、ご夫婦が加筆修正した作品だそうです!あとがきでのお二人のお話も微笑ましく、結婚25周年のご夫婦だそうです!ちなみに表紙絵のネコちゃんは登場いたしません…。この作品、仕掛けが仕掛けなので、こんがらがりそうになりますが面白かったです!笑

2016/01/12

のりオバ

不倫していた男の妻が殺された。犯人は不倫相手なのだろうか。いろいろなにんげん模様が交わっていて騙されるものかと途中で頭がこんがらがりながらも読み続け、最後にあっと驚いて理解して感動しました。この作品で騙されない読者はいないのではないかと思います。やはり騙されて悔しかったけど素晴らしいミステリーでした

2021/12/05

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