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ママの友達

ママの友達

ママの友達

作家
新津きよみ
出版社
光文社
発売日
2007-03-20
ISBN
9784334925390
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ママの友達 / 感想・レビュー

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しーちゃん

学生時代の交換日記が30年を経て届く。投函した友は翌日死体で発見され、サスペンスミステリーと思われる序章、現在の彼女達の生活を知る過程で、それぞれが沢山の葛藤を抱えている事を知る。シングルマザー、不登校の娘を持つ母、モラハラ夫に支配される妻、学生時代には思いも寄らなかった未来がそこにはあった。音信不通だった交流が交換日記を口実に再び動く。学生時代の個性と今の生活のギャップ、誰にでも当てはまりそうな等身大の女たちがそこにはいた。結末が尻窄みで勿体無かった感は否めないがそれぞれが一歩を踏み出せた希望があった。

2022/03/21

やこ´•ᴥ•`

中学時代に女子4人でやっていた交換日記。いつどんな風に終わりを迎えたのか覚えていないその交換日記が、30年経って突然自分に届いたら?!---メンバーの1人が殺されたり、自分の娘が不登校になったりとかそういう経験は無いけれど(笑)でもやっぱり、女子の中学時代の友人関係って本当に独特で、きっと誰もが共感する部分があるんじゃないかなぁと思った。評価はそんなに高くないようだけれど、私はわりと好きだったかな◎確かに、結局娘の不登校のことと日記は繋がっていたのか?いなかったのか?よく分からなかったりしたけれど。

2018/11/27

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

中学生時代、グループで回していた交換日記が30年ぶりに届く。しかも送って来た元友人はもう死んでいるらしい…。ミステリーか、と思ったけどそれぞれ40代半ばになった女3人の行き詰まりつつある生活のお話。不登校になった娘がいるひとり。未婚で子供を産み絶縁された実家との確執に悩むひとり。モラハラ夫に息を潜めて暮らすひとり。そして送られた交換日記のなぞは。面白かった。

2016/12/21

シャボン玉

疎遠になって久しい中学時代の友達と再会できたらいいだろうなあと思った? 久美子はモラハラ夫と立ち向かうことができてスカッとした!ハセジュン殺害は忘れるほどに同級生それぞれの行く末を追っていた。送られてきた交換日記や典子の娘や夫…最後にバタバタまとめすぎだよ?

2018/04/20

おおちゃん

ミステリ要素は少なめ。っていうか、ママ友の話かと思っていたら題名通り「ママの友達」の話でした。途中経過は面白かったけど、ラストはこれで終わり・・・?って感じでもったいなかった。

2015/07/29

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