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ひかりのあめふるしま屋久島 (幻冬舎文庫 た 12-4)

ひかりのあめふるしま屋久島 (幻冬舎文庫 た 12-4)

ひかりのあめふるしま屋久島 (幻冬舎文庫 た 12-4)

作家
田口ランディ
出版社
幻冬舎
発売日
2001-08-01
ISBN
9784344401457
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ひかりのあめふるしま屋久島 (幻冬舎文庫 た 12-4) / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

もう読まないと思っていた田口さんの本を久しぶりに読んだ。当時は好きでよく読んでいたんですよね。本著はアウトドアに目覚めた著者が、たまたま屋久島を訪れて、その魅力にはまってしまうというもの。偶然というのは、どこにもないのかもしれないが、そのとき参加したエコツアーが彼女の人生を根底から変えてしまう出会いとなる。ちょっと遊びにきましたという触りだけの観光はここでは紹介されていない。地元の人たちと一緒に飲んだり、魚や貝を獲ったり、ひとりでハイキングに行ったり…。実にディープで自然と生活に密着した旅レポなのである。

2014/07/04

Shoji

私、ゆる登山が好きで、この秋に初屋久島予定。この本は屋久島ガイド本に紹介されていたので手に取りました。一言でいうと非常に素晴らしい。ネイチャー一辺倒でもなく、適度なゆるさもあって。さらにランディさん、きちんと自然に対峙しています。自然をとことん遊びつくすことの面白さ、素晴らしさが伝わってきました。ヤクザルのボスに威嚇された話には笑いました。

2017/08/12

おいしゃん

久しぶりに、猛烈に行きたいと思わせる旅エッセイだった。この著者も初読みだが、文章も自然の描写もうまい。自然マニアでない書き手が、自然マニアでない読者に対し、自然しかない島の魅力を、余すことなくしっかり伝えてくれた。

2019/04/15

優花 🍯モグモグ

読む前は、ただの旅エッセイ、屋久島愛だと思って軽く読んでいました。でも、読み進めていくうちに屋久島の神秘、魅力がたくさん詰まっていて、スピリチュアルを感じました。感受性のある田口さんの文章も良く楽しく読めました。

2015/01/26

J7(読メ低浮上中)

田口ランディさんによる屋久島にまつわるエッセイ。まず屋久島のようなところに"自然を見に行く"というと、なんとなくそこに行って(わあ、すごいなあ)とか(綺麗だな、いいなあ)といった思いを味わうような体験を想像、期待しがちだ。だけど、田口さんが出会った自然のひとつひとつは、そんな単純なことを通り越し、認識を変え、心の内面にまで影響を与えてくる。その深淵さは、ときには目に見えない世界を信じられるような気持ちになるほど神秘的だ。文章も、田口さんの親しみを持つような語り口調がとてもよい。豊かさのあるエッセイです。

2016/01/06

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